こんにちは、もめです。
もうまもなく元号が替わりますね。初めてのことなのでとてもワクワクしています。
新元号といえばやっぱり平成最後のキャンプ!(?)ということでなんと初めての2泊3日で行って来ちゃいました。
今回は三日間ほぼ雨というなんともコンディション最悪な平成最後にして初の県外キャンプの様子をお送りします。
もくじ
学校帰りの放課後キャンプ
今回は2泊3日ということなんですが普段ならば大学やらバイトでとてもじゃありませんがなかなか難しいです。
それなのになぜ2泊3日で行けたのか。それはなんと大学の授業終わりにそのままキャンプに行ってやろう作戦を建てたからなのですっ!!
僕は過去にもキャンプ後にすぐにバイトというタイトスケジュールキャンプを経験しているわけですが↓
今回のタイトスケジュールキャンプは前回とは少し違います。確かに日程はきつくなりますが、なんとこれをすることにより逆に1泊増えるのんびりキャンプが実現してしまうのです!(どやっ
一泊2日ってなんだかんだ時間ありませんよね。設営して、焚き火して、ご飯作って、本読んで、昼寝して、撤収して、キャンプはなんだかんだでいつの間にか時間が経ってしまいます。
もう丸一日あるといいなぁなんて思ったりするわけです。
そこで今回は学校にキャンプ道具を持って行って「お前どうしたん?山でものぼんの?」と冷たい目を向けられながらこの放課後キャンプを実行した次第であります。
大学の講義がこの日は14時半に終わり、なんだかんだして15時に大学の最寄りを出発、キャンプ地に着いたのは16時半とかでしょうか。
ここから2日間いることができるなんて最高すぎませんか。今じゃないとできないことの一つだと思うので存分に楽しもうと思います。
ちなみに今回の装備はバックパック一つに頑張ってまとめました。流石に大学までコロコロで行くのは僕の精神が持たないみたいです。
っていうかバックにまとめられたということは自転車キャンプ実現が近づいているのでは???今書いてて気づきました。
今回の荷物はこんな感じ↓
省いたのはクッカー一つ、ランタン一つ、ホットサンドメーカーと鍛造ペグもお留守番、ブルーシートをコンパクトなものに新調しました。意外とそこまで減らしてないのにまとまりました。装備集める段階である程度のコンパクトさは意識した甲斐があったのでしょうか。
ただ結果的にはクッカーがプリムスのソロクッカーのみだと普通に不便、鍛造ペグも別に持って行けたな、という感想です。クッカーともう一つ別に湯煎できるくらいのコンパクトな器が欲しいですね。
あとマットがでかい!!!こればっかりはエアーに替えるでもしないとどうしようもないのですがエアーはなぁ、空気漏れがちょっと…悩ましいところです。
河原のキャンプはペグ打ちが難しい
この日の舞台は埼玉県の巾着田!無料のキャンプができる河川敷です。
今回のキャンプで河原でのキャンプは3回目なわけですが、やっと気づきました。河原でのテント設営難しい!!
それは石がとても多いからですね。それも地中の石がとても多い。
いくら丈夫なチタンペグや鍛造ペグでも地中にある大きな石に当たってしまうと折れることはなくても進みません。
それでちょっとペグの位置をずらしたりせざるを得なくなり、パンダテントの形が微妙になってしまうのです。
そして今回はそれにより悲劇が。
この日は学校帰りということもあって疲れていたのか、多少テントがたゆんでいてもまあいいかで放置してしまいました…そしてこの日の予報は雨。
もうお分かりでしょうか。水が!グランドシートに入ってきたのです(絶望)!
これは2日目の朝の画像ですが、この水で犠牲になったのが故しまドルトン氏でした…(死んでない)
しかしごろごろ石の硬い地面の座布団として使おうと思っていたしまドルトン氏の前線からの撤退は我が軍にとってかなりの痛手となったのです(主に”すね”)。
河原のペグ奥まで刺さらない問題は経験でなんとかするしかないんですかね。。。めんどくさがらずにちゃんと試行錯誤しとけばよかったです。
超絶手抜きご飯
今回のご飯は荷物も増やせないということで近くのセブンでほぼ調達できるようなメニューでした。
まず1日目の夜はしまりんのスープパスタ ver手抜き セブンのデミグラスハンバーグです。ちなみに ver手抜き とはつまり具材はパスタとベーコンのみということを指します。
彩もクソもございません。普通に食べられたけどせめて玉ねぎは入れればよかった…と思いました。セブンに2玉入りならあったんですけどね。多いよ…
最近ハマっているお酒はスミノフアイスです。さっぱりしてて甘くて美味しい。ちょっと高いけど。
2日目の朝はカレー麺。
お昼ご飯はせっかくなのでと外食してきました。巾着田から高麗駅へ戻って徒歩10分ほど、しょうへいうどんさんです。
レビューを見るとカツ丼推しみたいなのでカツ丼セットを。
で、でかい…!カツ丼、うどん、漬物と飲み物がついて1130円です。とっても美味しくお腹いっぱいになれました。次は天丼も食べてみたい…!
夜はお米を炊いて(このキャンプ1の料理ポイント)、インスタントのカレーとセブンイレブンのパックのおでんをいただきました。
お米は少し失敗して水っぽくなりました。水適当すぎました。(唯一の料理くらい頑張れよ…)
でも自分で炊いた米でインスタントのカレーを食べるのが第一目標だったので一つ達成です。次はカレーも作る…!!
ちなみに最終日の朝は買い忘れたので抜きです…
「言の葉の庭」が良すぎる
今回のキャンプは時間があると思ったので本を3冊持って行きました。新海誠監督の「言の葉の庭」小説版、「魔女の旅々」の1巻と2巻です。どちらも読み直しです。
今回は雨の予報だし、前日に新宿御苑に行っていた事もあり言の葉の庭だけは絶対に持っていくと決めていました。
今回は結構昼寝もしてしまったので魔女の旅々は少ししか読めなかったのですが、言の葉の庭が良すぎてあの、、好きでした。(語彙
何が好きかというと(興味ない人は飛ばしてください笑)、まず映画言の葉の庭といえばやっぱり映像美ですよね。(ここから多少のネタバレ注意)
あの雨の中の新宿のビル群や、新宿御苑の神秘的な描写など観ていてもう一瞬で引き込まれてしまうわけですが、小説版はそれをまさに文章で表してしまいます。
新宿御苑から雪野先生の美しさまで(笑)読んでいて思わずあぁと顔を埋めてしまうような表現なのです。
ホッとしたように笑って彼女は答え、孝雄は手を伸ばしてコーヒーカップを受け取る。雨とコーヒーの匂いに混じって、ほんのかすかに彼女の香水が届く。胸の奥が少しだけ、わけもなく苦しくなる。彼女は微笑を浮かべたまま再び文庫に視線を落とし、孝雄もノートに向き直る。
まるで雪女みたいだ。
ちらりと彼女の姿を横目で見ながら、何度目かの感想を改めて孝雄は抱く。いや、雨女か。肌はちょっと病的なくらい真っ白でもし触れたら雨のように冷たいんじゃないかと思う。ショートボブにした柔らかそうな髪はちょっと色素が薄くて、その隙間から見える長い睫毛は墨のように真っ黒。首も肩も折れそうに華奢だ。声には甘い湿り気があってまだ子供のよう。
—新海誠「小説 言の葉の庭」108-109
あぁ…いい…雪野先生美しすぎ…
…あれ、これなんのブログだっけ。
あとこの本の良きポイントはいろんな人物に焦点を当てているところです。映画自体は確か1時間弱くらいでしたっけ?この物語には短い時間では伝えきれないほどの様々なドラマがあるのです。
主人公の孝雄はもちろん、孝雄の兄や雪野先生をやめさせてしまう相澤祥子など映画では見ることができなかった様々な物語をこの本は語っています。
気になる方はぜひ読んでみてください!それでは!また〜
………あれ?これなんのブログだっけ。(2度目)
それではキャンプの話に戻ります〜
パンダテント、雨にやられる
先ほどは暴走しました。申し訳ありません。
さあ、キャンプの話に戻るわけなのですが、この3日間残念ながら天気はハンパないほど悪く常に雨が降ったり止んだりでした。
その中で今回気になっていたのはパンダテントの耐水性についてです。パンダテントの耐水圧は1,500mmとおそらく低めです。
そのため結構心配していたのですが、こちら2日目夜のテントの中のフライシートの様子です。
うん。染みてますね。流石に3日間雨ざらしはきついみたいですね〜ここで染みてくることでの困ったことは少ないですがなるほど〜って感じです。
困ったことは頭や体が当たった時にめっちゃ濡れるくらいでしょうか。滴って荷物が濡れたりメッシュインナーに水が入ってきたりなどはありませんでした。
実際に体感できたので貴重な体験でした。
白パンダめっちゃ虫寄ってくるやん
あと今回でテントについてわかったことがもう一つあります。そう。白色はめちゃめちゃ虫を引き寄せるのです。
パンダクラシックのレビュー記事を書いた時のデメリットにも虫が寄ってくる?とはてなマークをつけて一応あげていたのですが、やはりキャンプを始めたのが冬だったので実際はどうなのかよくわかっていませんでした。
そんな中少しづつ虫がいらっしゃる季節が近づいているわけですが、虫、寄ってきますね。残念ながら。
僕が今使っているランタンが白いLEDランタン、というのもだいぶあると思うのですがランタンを使っていない昼間でも少しやっぱり寄ってきます。
朝起きた時のランタン付近の黒い粒を見るのがなかなか憂鬱でした…撤収時も大変でしたし、家に帰ってからも洗うのが嫌でした笑
いやー自分は夏キャンプをやっていけるのか心配になってきました。
ということで色々対策を聞いたり考えたりしました。
- 殺虫効果のあるランタン→外に
- 暖色系のランタン→中に
- パワー森林香使う
- 虫除けスプレー
- インナーテント必須(意地でも虫を入れないセーフティゾーン)
こんな感じでしょうか。
まだあんまり虫のことは考えていませんでしたが5月に買うキャンプギアは虫対策に全振りしたいと思います笑
耐水性と虫について後でパンダクラシックのレビューにも追記しておきます。
最後に
今回は少しブログの形式を変えてみました。今までのキャンプの日記的記事は本当に時系列でそのまま書いていたのですが、そもそも僕のソロキャンプする一番の目的はのんびりと心を休めることなので毎回ほぼ同じ構成になるんですね笑
テント張って、ご飯食べて、本読んで、アニメ見て、焚き火して、昼寝して〜って、もちろん毎回きっと特別なことは起きると思います。
でもなんか基本書くことは変わらない気がするんですよねぇ。もう少しやってみないとわからないと思いますが、それじゃあつまらないかなぁと思って今回はこのキャンプで特に印象に残ったことを書き残してみました。
どうでしたかね…今回は食事とか手抜きすぎてもはや「言の葉の庭」の書評ブログなんじゃないかってくらい語りそうになってしまいましたが、このほうがそれぞれのキャンプで特徴が出るかなと思いました。
もう少しこの形式でやってみます。
さて、今回のキャンプですが、平成最後・初めての県外・初めての2連泊と色々と節目なキャンプでした。ずーーっと雨で焚き火もできなくて残念でしたがとってもいい経験になったかな、と思います。
巾着田も駅やコンビニが近いのに静かなところにあってとってもいいところでした。次はぜひ晴れた時に行きたいと思います。
5月は実は少し大きなキャンプの予定を友達と立てています。県外どころじゃないところに初めて行くかもしれません…楽しみです。
それでは今回はこの辺で失礼します。もめでした!また〜
【第6回!イチオシキャンプギアのコーナー】
今回のイチオシキャンプギアはこちら!キャプテンスタッグのEVAフォームマットです。
なぜこちらかというと、今回のキャンプ地巾着田はとにかく地面が石だらけでした。そのまま座ってたら痛いほど!
最初みたときはこれちゃんと眠れるかな…と心配でした。でもちゃんと眠れたのはやっぱりこの子のおかげだと思います。
安くてかさばるけどもちゃんと仕事はしてくれました笑
初心者の方で寝具に迷っていたら安いしとってもおすすめです。