キャンプキャンプの記録

【赤城公園キャンプ場】トラブルと紅葉が最高な徒歩ソロキャンプ-Part1-【第二十二幕】

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こんにちは、もめです。

今回は、過去一を争う良いソロキャンプだったかもしれません。

群馬県は赤城山にある、大沼湖畔の「県立赤城公園キャンプ場」へ徒歩ソロキャンプへ行ってきました。

もめ
もめ

紅葉ハイシーズンをソロキャンプで楽しみたい。

そんな思いで一か月前から予約サイトにかじりついた甲斐があり、予約サイトには一生×マークがついている赤城公園キャンプ場へ行くことができました。

今回は、その時の2泊3日キャンプの様子を、2パートに分けて語ります。

もめ
もめ

紅葉キャンプの様子を夏前に更新するの良くないと思う。早く季節に追いつきたい。

ちなみに、実は赤城公園キャンプ場にはちょうど一年前ほど、友人と車で訪れたことがありました。

この時はリニューアル前で、予約とか無しに入り放題、なんともカオスな無料キャンプ場って感じでしたが、それでもロケーションは良すぎたので、またソロで行ってみたいと思っていたんです。

それがリニューアルで予約制になり、テントサイト数も少ないので予約は難しいだろうなと思っていたのですが、何とか予約できたんですよね。

本記事では、そんなソロキャンプの、トラブルだらけの1日目の様子をお送りいたします。

もめ
もめ

2日目も更新しました。

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実は神奈川とグンマ―は一直線に繋がっている。

私が住んでいる神奈川県南部から群馬県赤城山までは地図で見るとなかなかに離れています。

適当に江ノ島から経路引いてみた。

青春18きっぷ旅での旅中のキャンプを除くと、私史上一番遠い場所への徒歩(電車)キャンプかもしれません。

しかし、地図上では離れていても、意外と近いのが神奈川県と群馬県です。なぜなら我らが「高崎線直通 湘南新宿ライン&上野東京ライン」があるから!!!

上野東京ラインなら沼津・熱海あたりから前橋まで一本の電車で行けます。頭おかしい。

通学で使っていた身としては、線路が長すぎて遥か彼方高崎線の遅延がこちらまで影響してくる、なんともいえない奴でしたが、今回はこれらの列車のおかげで乗り換えほとんど無しに群馬県まで向かえます。

ありがてぇ~

ということで、朝6時頃、誰もいない電車に乗ってのんびりと群馬県へ。

座れるの最高~

約3時間超の道のりを進んでいきます。

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前橋到着。バスでキャンプ場へ向かうよ。

朝8時半、前橋駅へ到着~!前橋へは人生初上陸です。

駅名看板の名所案内に赤城山があります。今からここへ行くんや…!

ちなみに、前橋駅から赤城公園キャンプ場までの道のりは以下の通りです。平日の場合、バスの乗り換えがあったりと、少しややこしいので注意。

JR前橋駅~県立赤城公園キャンプ場(平日)
  • 10:35
    関越交通「富士見温泉行」バスに乗車

    JR前橋駅6番乗り場

  • 11:01
    「畜産試験場入口(バス停)」に到着

    ここで乗り換え。

  • 11:12
    「畜産試験場入り口(バス停)」から「赤城山ビジターセンター行」に乗車

    降りたバス停から北に少しだけ歩くと、もう1つの「畜産試験場入り口」があるので、そこから次のバスに乗り換えます。

  • 11:44
    キャンプ場最寄り「湖尻厚生団地入口(バス停)」に到着

    ここからは大沼方面へひたすら下ります。徒歩約10分~15分ほど。

もめ
もめ

土日は赤城山までの直通バスもあるよ。今回は平日だったので乗換ありVer。

徒歩キャンルートはマウンテンシティメディアでも解説しています。合わせて参考にしてください。

乗り換えが少しややこしいことを除けば、キャンプ場からバス停も近いし、なかなかアクセスが良いですよね。

私も当初はこの時間のバスで行く予定でした。

そう…当初は…

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乗るバス間違えた。

乗るバス間違えました。

もめ
もめ

・・・

いや違うんですよ。同じ富士見温泉行に全く別のバス会社の全く別の経由地を通るものがあったのです。

出発時間5分差なのは完全に罠じゃん。

最初の計画だと、一番左の赤城県道経由のバスに乗り、ホームセンターとスーパーがあるバス停でいったん降り、買い物をしてまた一時間後のバスに乗る感じだったんです。

それが、バスに乗ってしばらく待っていても、目的のホームセンターの最寄りバス停がなかなか来ないと。

なぜ~と思いながらGoogleMapと睨めっこしていたら、ようやく自分の乗っているバスが間違っていることに気づいたのでした。

もめ
もめ

おい、まじか。

間違えて乗った石井経由富士見温泉行ルートだと、予定していた都合の良いホームセンター&スーパーに行けないのです。

同じ富士見温泉行なので、キャンプ場には向かえますが、買い物に行けません。

もめ
もめ

徒歩(バス)だと、薪を買うためにホームセンターに寄るのも大変。(いつもはキャンプ場で買うけど、赤城公園キャンプ場は無料キャンプ場で薪とか売ってない)

薪が買えないとなると焚き火ができない、そして買い物ができないと食材は家から持参した数食分のみで2泊3日をやり過ごさなければならない。

これだけは避けたい。

ホームセンターには寄らなければ…どうしよう…

バスがどんどんと別のルートを進んでいく焦燥感から導き出した解決策…

それは…

歩くこと!!!!🚶‍♀️

もめ
もめ

徒歩キャンプっぽくなってきたぞ。

ということで、まだ目的のホームセンターからさほど離れていないバス停でいったん途中下車。

降りました。

どこここ…

ここからホームセンターまで歩きます。

約3.7km。

3.7kmなら大したことないと思うじゃないですか。

残念ながら、そんなことはない。

今回は、キャンプ場からバス停も近いし、ほとんど歩く気がなかったので(徒歩キャンプとは)、コロコロキャリーカートにでっかいクーラーバックを積んできているのです。

これは帰宅後の写真だけど、大体こんな感じの荷物だった。

歩きづらい…重い…しかも雨降ってる…

山綺麗…泣
もめ
もめ

どうしてこんなことに…

なんか伊豆大島の時の辛さを少し思い出す50分間でした。

もめ
もめ

割とキャンプでのトラブルが多いで定評のあるもめです。以後お見知りおきを。

さて、なんだかんだ雨辛い…と思いながら、何とか50分かけてホームセンターに到着しました。

やっとついたときの喜びは一言では言い表せません。

ここのホームセンター、向かいにスーパーがあるし、薪も売っているし、正規ルートのバスが通るバス停「不動入口」が目の前にあるので、徒歩キャンプで赤城公園キャンプ場に行くときはおすすめです。

もめ
もめ

バス間違えないように気を付けてね…赤城県道経由の富士見温泉行ね…

そんなこんなでめっちゃ疲れましたが、何とか薪と食材の調達に成功しました。

ただし、薪が重すぎて、余計に疲労を呼びます。

これは疲れすぎて、翼を授かろうとしている図。

そもそもキャンプ場で売ってないからといって、徒歩キャンプで薪を途中調達はあかんかったかもしれん。

もめ
もめ

でも2泊3日で焚き火無いのは少し寂しいしな…あと寒い。

そんなこんなで、やっと乗り換える予定のバス停に到着。「畜産試験場入口」です。

なかなかひどい天気

いつの間にか大雨になっている中、次に乗り換えるバス停に向かうと、さらなる試練が私を襲いました。

もめ
もめ

バスくるの1時間後じゃん…(絶望)

現在時刻13時。次バスくるのが14時07分。
逆にこれを逃さなくてよかったなとは思いましたが。

原因は明らかですね。最初にバスを間違えたからです。ええ。

1時間大雨を浴びながら外で立ち尽くすのは考えられなかったので、必死に周りに何かないか探します。

というか、周りの風景がこんなんなので、正直半分くらい諦めていました。

美しい広大な風景…
もめ
もめ

こんな状況じゃなかったら、この広大な風景をもっと楽しめたのに…

と、気分がズーンとしながらGoogleMapと睨めっこしていると、あるじゃないかカフェが。

というか、降りたバス停のすぐ向かいにありました。

ということで、バスの時間までそこで雨宿りをさせていただくことになりました。

カフェがおしゃれで楽しい。びしょ濡れな惨めさとおしゃれの両立は可能だった。

そういえば伊豆大島の時もカフェに助けられたっけ。さて、今回の救世主カフェがこちら。

緑あふれる感じがとてもおしゃれな、フレンチトーストメインのレストラン?カフェ?です。

そして、こちらのカフェとってもありがたかったのが、屋根付きのテラス席があったこと。

神か…!

ここまで荷物含めだいぶ雨をかぶっていたので、正直店内には入れる気がしていませんでした。

そこでこのテラス席…!

どでかい荷物も置けるしで、もう私のために用意してくれたんですか?って感じ。

本当にありがとう…

ということで、コーヒーとフレンチトーストを注文しました。雨宿りの割にはがっつり頼んでしまった。だって美味しそうだったもの…

あと疲れすぎて甘いものを求めていた。

長い旅路になるだろうと思い、旅のお供に持ってきていた「キノの旅」を読みながら、なんとも優雅なティータイムを過ごします。

荷物も服もびしょ濡れなのに。

ウケる。

さて、バスの時間がやってきたので、お世話になったカフェをあとにします。本当に助かりました。また来ます。

ここからはもうキャンプ場まで直行。最寄りバス停の「湖尻厚生団地入口」まで、バスに揺られながら赤城山を登ってゆきます。

カフェで休憩できたのと、バスから見える紅葉でちょっとずつテンションが戻ってきた。

そして約30分後。バス停に到着。

ついた~~~~~!

もうすでに紅葉が綺麗。

そして雨がやんでいる。ありがてぇ…泣

ここからてくてくとキャンプ場まで歩いてゆきます。約15分。

キャンプ場までの景色はスライドショーにて。

  • 良い雰囲気

赤城公園キャンプ場到着。紅葉~~~!

もめ
もめ

や”っ”と”つ”い”た”あ”ぁ”ぁ”

キャンプ場着きました。時刻にして15時。6時前に家を出たのに…w

まあ道中なにがあったかなんて、終わってしまえばどうでもいいのです。良い経験と思い出になっていれば。

これからのソロキャンプを楽しむことといたしましょう。

ということで、設営が完了しました。

良い感じ…!

予約制の無料キャンプ場なので、特に受付などはせずに、自分で予約をしたソロサイトに設営をします。

広さは十分すぎるくらい。湖も目の前で最高です。

もめ
もめ

というか紅葉がやばい。

雰囲気良すぎた

キャンプ場がある赤城山の大沼は、紅葉を見るために観光客が集まるくらいには紅葉の名所だそうで、そんなところでキャンプをしようものなら興奮するなというほうが難しい。

おしゃれに撮ろうとがんばってた
霧も結構良いな。

グランドチェアもどきスタイルはいいぞ。

さて、設営・写真撮影を終え、やっと落ち着きました。本当にやっとって感じです。

ここで少しテント内のご紹介。1日目はテント内引きこもりスタイルです。

引きこもる気満々なスタイル。
最近はずっとこんなスタイルばっか。

ちなみに、もう疲れたので今日は焚き火しません。(あんなに苦労して薪を買ったのに…w)

ということで、今回の装備だと、焚き火をしない=10月下旬の赤城山山頂で防寒道具無しに過ごすことになります。

もめ
もめ

そもそもストーブとか持ってないので、着込むこと、ブランケット、カイロ、強い心、温かい食事くらいしか防寒対策ができない。

そこで、テント内でできるだけ暖かく過ごす、こんな感じの引きこもりスタイルになりました。

まずはキャプスタのマットを折りたたんで座布団に。これで地面からの冷気をシャットダウンします。

そして、キャンプチェアを無理やり座椅子スタイルにして、背もたれに。

Twitterで誰かがやってた。壊れない保証はありません。

その上からブランケットでぬくもりをプラスします。ひざ掛けに余分に持ってきていた上着を使います。

カイロはもちろんお腹と背中に貼ります。

これでなかなかに暖かいです。カイロと自分の体温が暖房器具。安上がりで最高ですね。

もめ
もめ

たぶんこれにしっかりとした寝袋があれば、夜の0℃くらいまでは耐えれる。知らんけど。

お風呂に歩いて行ける幸せ。

県立赤城公園キャンプ場の素晴らしいところは、景色やお値段以外にもまだまだあります。

そのうちの1つが、日帰り入浴施設に歩いて行けること。

最寄りのバス停からキャンプ場まで歩いていくときに通り過ぎる「青木旅館」さんでは、旅館の宿泊者以外でも500円でお風呂に入れてもらえます。

お風呂は普通の家庭用よりも少し大きいくらいの感じですが、500円で、歩いて気軽に湯船に浸かれるのは大変嬉しい。

お湯も熱々でちょうどよい。最高です。

雨に濡れた体をここでばっちりと暖めて、赤城山の夜に備えます。

日本酒のおいしさに目覚めてからのお鍋は優勝なんだよね。

寒空の夜には温かい料理ということで、1日目の夕ご飯はお鍋です。

ちゃんと家から準備してもってきました。
焼き鳥はおまけ。

最近使うようになったプチッと鍋シリーズの寄せ鍋と、最近美味しさに目覚めた日本酒を熱燗でいただきます。

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寄せ鍋の具は自宅で切って、ジップロックにまとめています。めっちゃ楽~

もめ
もめ

寒い時期は食材管理が楽なのでこの技を気軽に使えて良い。

温かいお鍋と熱燗。一気に幸福度がMAXになりました。

この時には、昼間の辛さは大体忘れてましたね。いい思い出に昇華~~~

体が温まっているうちに早めに寝ることにします。

次の日、目一杯楽しみましょう。

おやすみ~~~

翌朝の天気が晴天!!Part2へ続く~

おはようございます。6時前に目が覚めました。

朝が来ました。

少し冷える空気を感じながら、テントのジッパーを上げます。

そこで飛び込んでくるこの風景。

思わず息を呑んでしまいました。冷たい空気と静かな湖畔。

iPhoneSEで撮った写真では、なかなかその独特な空気感を伝えるのが難しいのが悔しいところですが。

そしてなによりも…

晴れてる!!!!!!!

嬉しい!!

朝日まで見えちゃいました。もう何も言うことありません。

くぅ~~

キリっと冷えた朝の空気に紅葉で染まる山。朝日が昇る。照らされる湖ともみじ。

この素晴らしい一瞬のために遥々赤城山まで来たのです。

それでは今回はいったんこのへんで。

Part2では2日目以降、大沼一周散歩などの様子をお送りいたします。

2日目は大沼をめためた楽しんだ日だった。

 

もめ

【定期】ブログの感想や質問お待ちしております!→https://potofu.me/mome(匿名の場合はマシュマロからどうぞ。(通知に気づかずお返事が遅くなる可能性大))

この記事を書いた人

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しまりんにソロキャンの世界を教えてもらった人。ソロキャンプやひとり旅の時間が好き。守備範囲:徒歩キャンプ、ツーリング(390DUKE)、キャンプツーリング、電車旅、カメラ、登山

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