こんにちは、もめです!
11月、憧れのふもとっぱらキャンプ場に行ってまいりました。ゆるキャン△の聖地キャンプ場です。
そしてなんと今回はキャンプ未経験者の友人二人を連れた、グループ?キャンプ。果たしてキャンプを始めて一年もたたないひよっこが、未経験者二人を、しかも激寒11月のふもとっぱらで、楽しいキャンプをプロデュースできるのか?!
僕はできないと思います。(え)
実際は友人二人は楽しかったーとは言ってはくれましたが、計画通りにいかないことも多々ありました。
そんな波乱のふもとっぱらキャンプの様子を今回はお送りします!どうぞ温かい目でご覧ください…(笑)
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もくじ
今回の計画
さあ、今回のふもとっぱらキャンプは未経験者友人二人と一緒なので、割り勘ができます。そのため豪華にレンタカーを借りて、キャンプへ向かいます。いつものように徒歩キャンプではありません。
車ということは!荷物をふんだんに積むことができます。家にあったガスコンロやガスストーブ、毛布など持っていけるだけの道具、特に防寒具を積んでいきました。
11月とはいえ富士山のふもとのキャンプ場。夜は余裕で一桁台です。気をつけないと…
足りないものはレンタル
テントやタープ、BBQコンロなどはキャンプ場でレンタルをしました。僕はソロ用装備しか持っていませんからね。
ちなみにふもとっぱらキャンプ場では、割と安くテントなどを貸してくれます。3~4人用テントが一泊2,000円とか。
ただ、今回は申し込みがギリギリすぎて、テントはすべて予約済みでした。タープ(レクタタープorヘキサタープ:1,000円)とBBQコンロ(1,000円)のみとりあえず予約。
テントはどうしよう!!安心なされ。ありがたいことに車で5分も行かないところでも、少し値段は上がりますがレンタルしてくれるところがありました。
レンタル屋さんのお名前は「La Pat Mofu(ラ・パト・モフ)」。
…んんっ??ぱともふ…ふもとぱら…?ふもとっぱら…?!名前に何かが見え隠れしていますが、ひとまず置いておきましょうか。
今回借りたのは5人用のピスタ5(Ogawa)。ベーシックな形のドーム型テントです。お値段は一泊5,000円。2,000円を逃した罪は大きいですが、ほかのレンタル業者のものを見てみるともっと高そうなので、ヨシ!
レンタルしたのはテント/タープ/コンロの3点のみ。シュラフなどは持参、毛布を駆使したり、調理は家の調理器具を使ったりしてなんとか乗り切る作戦です。なでしこ達みたいですね。
全行程(計画)
今回の計画は…
- 朝8時、レンタカー借りる
- 朝9時、2人を拾う
- 13時ごろ到着
- 設営しておやつにホットサンド
- 富士山見ながらのんびりしつつ
- 夕方になったらBBQ
- 酒を飲みながら談笑。寝る。
- 朝日をみながらコーヒー
- ぼちぼち撤収して山梨観光しつつ帰宅。
うーん。我ながら完璧な計画です。
え?なんで今回はこんなに丁寧に計画を説明してるのかって???
うまくいかなかったからだよっっっ!!!
― 高速道路って渋滞するんだなぁ もめを ―
はい。めっちゃ渋滞してました。もう神奈川から出られない。
そもそもの話、もめのお家には車がなくてですね、車の運転には慣れていないのですよ。だからまあ当然どの時間帯にどこが渋滞するのかなんて検討もつきません。
ここからすべての計画が崩れていきます。
*このあたりから設営までは余裕がなさ過ぎてほとんど写真がありません。すみません。
キャンプ場到着は16時
キャンプ場に到着予定だった13時頃。やっと神奈川を出ることができました。確か御殿場のSA。
そこから買い物するスーパーにたどり着いたのが確か15時頃。友達2人は結構わいわいと買うものを選んでいたんですが、僕の心中は大変なことになっていました。
「や、やばい…もう暗くなってしまう…暗くなってから一度も張ったことのないレンタルテントを、しかも普段は触ることもない数人用のドームテント…?馬鹿なの???」
「タープなんて人生で一度も張ったことないんだが…????」
「そして、気温もどんどん落ちてくるし、テントを立てられなかったらほんまにヤバイ。死ぬ。」
最悪車に避難ってのもあったので死ぬのは大げさですが、大きく計画が崩れたことにより、リーダーもめのメンタルはズタボロ。一人だったら別になんとかなるか、で対処できますが、今回は未経験者2人を連れています。
自分が判断を誤れば一気にキャンプが楽しくないものになる…!そんな危機感を持ちながら「この分厚いステーキ焼こうぜ」とか言っていました。
無事買い物を終えて、レンタルの受付を済ませ、キャンプ場で受付をしたのが確か16時過ぎ。もうチェックイン時間ギリギリ。
キャンプサイトを選んだ時にはもうほぼ真っ暗になっていました。当時のことを思い出しながら、もめは語ります。
「まじオワタと思いましたね。到着時、晴れていたし富士山はめちゃめちゃ綺麗だったはずなのですが、一日目に富士山を眺めた記憶が全くありません。」
一つだけ幸運だったのが、予想よりも空いていたこと。新設トイレの近くは大人気だから早く行かないとだめだよ、との前情報をいただいていました。そのため、お昼ごろに到着しようという計画だったのです。
しかし夕方についたのにも関わらず、テント同士の距離にはかなりの余裕があり、新設トイレまで徒歩5分未満という近さのところに設営ポイントをゲットすることができました。よかったよかった。
ぶっつけ本番の設営
でもそんなことはどうでもいい。とにかく設営をしなければ。一度も設営をしたことがないタープとテントを。(絶望)
真っ暗闇の中。(絶望②)
*ここで補足しておくと、タープは張らないという選択肢はありました。雨も降らない予報だし、もう日差しから逃げる必要もないし。ただ、一つ問題があったとしたら、その考えが僕にはすっかりなかったことです。あとから友人から指摘をうけて気づきました。ほんとつら。
まずはタープをランタンで説明書を照らしながら、設営していきます。一応事前にyoutubeなどで予習はしておきましたが、やはり実際にやらないとわかりません…
このとき僕は、人生の中で1,2を争うぐらいには焦っていたと思います。そして同時に人生で1,2を争うくらいにガチでもありました。(笑)
少し盛ったけれど、それだけ本気で頭を回転させていたのです。まあタープを張らないっていう選択肢は出てきませんでしたけどね。回っとらんやんけ。
結果、友人2人の協力のおかげで、なんと無事にタープが立ってしまいました。マジ奇跡。自分でも正直驚いています。
てかタープがでかい。そして重い。ファミリーキャンパーってこんな重いギアをいつも持ち歩いてるのか。いつものソロキャンプからは想像できません。すぎょい。ちなみに今回のタープはOgawaのレクタタープでした。
タープで安心している暇はありません。お次はテントです。友人2人に指示を出しながら、ピスタ5を建てていきます。一応以前のデュオキャンプの時に、スノーピークのアメニティドームは建てたことがあったので、そのおかげか比較的順調でした。シンプルな設計で本と助かった…
でも余裕はないので、今思い返すと珍しく少しイライラしてしまっていたかも…(笑)お恥ずかしい…そんな中手伝ってもらって、ほんと友人二人には感謝しております。
テントが無事に建つと、とりあえず寝ることができそう、ということで一気に安心感が。ようやく一息つくことができました。
そこからは火を起こして、友人から何それプロじゃん!と茶化されるのに若干イラっとしながら、肉を焼いて、アヒージョ作って談笑していました。
気温は10度を下回るくらいで、暖を取れば問題なく過ごせる感じでした。よかったよかった。
ひと段落して、そろそろ寝ようか―と友人二人は歯磨きをしに水場へ。僕一人で荷物を見ていることに。
そこでまた悲劇が。
タープが倒れました。(笑)
もともと風はまあまあ強かったので、不安ではありましたが見事にやられましたね。バーナーなどは片付けた後だったからよかったですが、これが火を使っている最中だと考えると恐ろしくてたまりません。タープは初めてだったので張り方も不安定だったのでしょう。
本当に気をつけようと思いました。こわ。
一人だったのでもういいや、とタープはあきらめ、車に突っ込んで何事もなかったようにお片付け。もう寝ましょう。
ちなみにテント内の床部分は段ボールで埋めていました。
全員を賄えるだけのマットがあるかは微妙だったし、賄えたとしても一人一枚。底冷え一番つらいと思うのでせめてもの段ボール、と事前にたくさん持ってきていたのでした。
結果この采配は正解。みんな普通に寝れたみたいだし、次の日の撤収時には段ボールの下は湿っていました。そういえばレンタルテントにグランドシートってついてきてたっけ…?ちょっと記憶にありませんがもしなかったとしたら段ボールがあってよかったなとなおさら思いますね。
富士山は最高だった
次の日の朝は全然みんな起きてこないので一人のんびりタイム。このキャンプで初めてこんなにリラックスした気がします…
曇って見えなかった富士山も少しずつ顔を出してくれて、最終的にはこんな快晴に。
今までの苦労が報われた瞬間ですね。本当に良かった。
ここでやっとふもとっぱらの富士山すごさに気づきました。なんだあの壮大な山は。あとふもとっぱらというだけあって麓感がすごい。富士山からスー―っと伸びて自分のいるところまでつながっている感じが素晴らしかったです。
撤収はちょっと時間ギリギリでしたが、無事に終わり、本栖湖と温泉によって帰路につきます。
本栖湖の富士山も素晴らしいですよねぇ。早く本栖湖でもキャンプしてみたい。ちなみに温泉は以前一人でドライブできたときにも行った富士展望の湯ゆらりというところです。その名の通り富士山の眺めが素晴らしいのでおすすめですよ。
レンタカーってタイムリミットがつらいよね。
最後の試練はレンタカーを返す時間に間に合うのかどうか。レンタカー屋さんが閉まる20時には返さなければならないのですが、これまた神奈川のクソ渋滞、おっと、口が悪い、神奈川の夕方特有の大量の自動車の列のおかげで、ナビの到着予定時刻は20時。
いやもう無理でしょ。間に合わん。
結果から申し上げますと間に合いませんでした。本当は友人と荷物を友人宅で降ろしてから、僕一人で返す予定だったのですが、友人宅に寄っている暇はねぇ!ということで先に車を返します。
そして今度は、カーシェアを借りて友人と荷物を送る、というよくわかんないことになりました。少なくともレンタカーが返せなくて、次の日の朝返しに行くよりはましなはず。
あ、ちなみにカーシェアは1時間借りたのですが、こちらも返却時間に合わず、15分分の延滞料金を払いました。ジブンアホスギテナケテキタ。
踏んだり蹴ったりだよっ……泣
一年くらい前は、車を買わなくてもカーシェアで全然やっていけそうだな、とか思っていたんですが、こういう系は返す時間に縛られるのがつらいですね。
どこに行っても絶対に高速道路の渋滞を想定して早めに帰路につかなければならないし、間に合わないとそれがストレス。うーん。車は所有に限るぜ!
僕みたいに自由にいろんなところに行きたいっていう人は車を所有したほうが総合的に見て健康的なのかもしれません。
最後に
僕のこの一年間のキャンプ歴の中で一番といっていいほど激やばなキャンプだった気がします。なにが激やばだったのかっていうと、未経験者二人を初心者が連れてる・キャンプ場到着16時・真っ暗の中張ったことのないファミリー用のタープやテントを張る・タープ崩れる・車予定通り返せない等々。
正直メンタルやられました。めっちゃ疲れた。
慌ただしかったおかげで、ゆるキャン△の聖地も全然感じることができなかったのが残念ですね…でもふもとっぱらもバスで行くことができるとTwitterで見たので、次はソロキャンでのんびり突撃しようと思います。
こんなとんでもないキャンプでしたが、友人は最終的には楽しかったまた行こうねとは言ってくれたので、それが救いではあります。自分でキャンプ道具を買わせるまで布教するのはちょっと無理でしたけど…(笑)
次もし連れていくという機会があればもっと余裕をもったキャンパーを演じれるように、経験を積んで、いろんなキャンプに触れていきたいですね。二人ソロキャンプを一緒にできる友達を増やせるように頑張ります(笑)
とりあえずふもとっぱらキャンプを終えて一言。
「ソロキャンプ行かせて」
最後までお読みいただきありがとうございました~~!
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【第十五回!イチオシギアのコーナー】
今回のイチオシおすすめギアはこちら!
スキレットです。スキレットがあるだけで焼き物や炒め物、アヒージョなど多彩な料理ができるし、なんといっても映えます。
もー優雅にご飯食べてたのにー
— もめ🏕 (@momecamp0121) August 23, 2019
こういう時にタープがあれば、、、って思うね。
急いで引っ込みました😢 pic.twitter.com/PmRlbGZHVL
今回みたいな初心者を連れたキャンプでは、とりあえず使っとけばそれっぽくなるから盛り上がる説もあります。
徒歩キャンプには少し重いし、手入れは少し手間ですが、たまになら持っていく価値は大いにあると思いますよ!!
スキレットはいいぞ!ちなみに100均でも購入できますよ~~