こんにちは、もめです。
今回は21年に出かけた東北ツーリングのVol.2。福島県の川俣のキャンプ場を出発し、海沿いを走り、仙台を経由して蔵王方面まで向かいます。
前回↓
旅から帰ってすぐにTwitterで簡単にまとめたレポ↓
ブログ書くのいつになるかわからんし、備忘録
— もめ🏕 (@momecamp0121) September 25, 2021
もくじ
南相馬から県道74号を北上する。
1泊目の宿泊地、川俣町「峠の森自然公園キャンプ場」の朝の気温は12度。気持ちの良すぎる朝です。
朝ごはんは超絶簡単にパンです。
十勝バターレーズンスティック、定期的に食べたくなる美味しさがあります。食べたくなってきた。。
さて、旅も始まったばかり。出発します。
この日は福島県の海沿いを走りたかったため、福島県道12号を使い、まずは南相馬へ進みます。
1時間ほど東へ向かい、南相馬市に到着。道の駅南相馬です。
まだ朝ご飯を食べたばかりだったので、ここから先のキャンプ飯としてなみえ焼きそばを購入。太麺と濃厚なソース、シンプルな具が特徴らしい。
南相馬まで出てきたら、本日のメイン。海はもうすぐそこ。
今度は、海を横目に仙台を目指し北上していきます。
主に走るのは、福島県道74号線。
東日本大震災の被災エリアでもあります。
スッと広がる青空の下、真っ直ぐに伸びる海沿いの道でバイクをのんびり走らせます。
74号をずっと進んでいると現れる次のスポットは、松川浦です。
松川浦、唯一無二感すごい。
松川浦とは、福島県唯一の潟湖。
かたこ【潟湖】
海の一部が砂し・沿岸州などの発達で,外海と切りはなされてできたあさい湖。ラグーンともいう。完全にとじこめられると,川の水で塩分がうすめられ,淡水湖になる。
かたこ【潟湖】 | か | 辞典 | 学研キッズネット
ラグーンってこれのことか…
“せきこ”とも読むらしい?
GoogleMapで見てみると、その形の珍しさがよくわかります。
海のすぐそこに湖が形成されていて、湖と海の間には道路が通せるくらいの幅の土地が見られます。
松川浦は、この細長い湖と海の間の部分も乗用車で走ることができるので、潟湖を目の前で感じながらツーリングを楽しめます。
以前は海との境の部分には立派な松林があったそうですが、震災の津波により失われてしまいました。
私が訪れたときは、幼い松たちが植えられていました。
すくすくと育ってほしい。
松川浦でいったん休憩した後は、さらに北上。仙台へと近づいてゆきます。
そのままお次は福島県道38号線を北上。バイクを走らせていくと海側にポツンと学校が立っているのが見えます。
「山元町震災遺構 中浜小学校」です。震災の被害を伝えるために残された遺構です。
見学できるとのことで、寄っていこうと思っていました。
しかし、私が訪れた当時は「感染症対策として、県外からの訪問はお控えなすって。(意訳)」と記載があったため、遠慮してしまいました。。
当時は一応まだまだ渦中だったので、ダメって書かれていたら止めようと決めていました。
隣に「東日本大震災慰霊塔 「千年塔」」が建っていたため、そちらで手合わせだけしていきました。
慰霊塔の隣の回せばお経を唱えたことになるらしい摩尼車は…
カエルさんが休憩していたのでやめておきました。
遺構の見学と摩尼車を回しに、また来ます。
全然話変わるけど、清水寺の千日詣り(一日の参詣が千日分の功徳に相当する日)とか、摩尼車とか、いい感じに楽させてくれようとする古の風習好き。人間味があって。
そういう気持ちが大事なんやで、ってことなのかな。
千とか百とか、昔の人は数で攻めるが好きだったんだなぁと感じた京都旅レポはこちら。
仙台で初めての2,500円ランチ。
遺構をあとにし、しばらく走ると少しずつ市街地に入っていきます。
ここまで混雑知らずだった本ツーリングですが、街に近づくととてつもなく混んできました。
やはりどの地域も幹線道路は混む…
混雑とそれによりやってくる眠気と戦いながらなんとか仙台市内に到着。14時半。
遅めのお昼ごはんも兼ねて、少々長めの休憩です。
駅前は決まってバイクの駐輪場探しに苦労しますが、仙台ではここに停めました。
2時間まで無料なのツヨスギル。屋根はないけど、ちゃんとしたバイク用スペースが用意されてて安いのでおすすめかも。
仙台まで来た目的は、牛タンを食べることです。
仙台には以前訪れたことがあったのですが、いろいろあって牛タンを食べる機会を逃していたので、今回こそはとやってきました。
ということで、ちょっと本格的っぽいお店をチョイス。
定食2,500円です。ガチです。
正直注文前に一瞬冷静になってしまいそうになった。
そしてその牛タン定食がこちら。
テールスープもついてます。
当時の感想では普通に旨い!って印象だったんですが、今でもたまに味を思い出すことを鑑みると、気づかないうちに虜にされている説はあります。コワイ。
あとテールスープが予想以上にうまかった。牛タンと共にさっぱり味付けでした。
素材の旨味を楽しむことができて、牛タンデビューとしては十分すぎる体験だったと思います。
2,500円のランチは重すぎるが。
牛タンを堪能した後は、ちょっぴりカフェで休憩…
かと思いきやおもむろにノートPCを取り出し、ハピキャンの記事を納品。
旅にまで来て何やっているんだと思いますが、ギリギリだったんや…しょうがない。
無事納品を終え、そろそろ今夜の宿へ出発します。
出発に向けて駐輪場で荷物をまとめていると、通りすがりのおばあちゃんが話しかけてきました。大荷物だとよくありますよね、こんなこと。
すごい荷物ねぇどこかでキャンプでもするの?
今日は宿なんです~
あらそう。(ナンバーを見て)神奈川から来たのね!遠くからわざわざ
そうなんです~
私の息子がね、神奈川へ行ったっきり全然連絡してくれなくて…元気にやってはいるんだけど、時たま寂しいのよね…(うろ覚えエピソード)
そうなんですか…(うろ覚え受け答え)
でも今日神奈川から来た子と話せてよかったわ。ありがとう。これも何かの縁ね。さっき買ってきたの1つあげるわ。
?!
旅しているとたまに発生する「もの貰われイベント」、最高級かも。さっき三越で買ったらしい黒毛和牛をいただきました。
正直唐突に生肉貰ってもだいぶ困りますが、とりあえずありがたくいただくことに。
(これ次のキャンプ予定日までどうやって守り抜けば…)
では、今度こそ出発です。今日の宿泊先は温泉宿。今回の目的の1つです。
仙台から西へ。蔵王へ行きましょう。
宿へ辿り着きたいのに景色がそうさせてくれない件。
もう暗くなり始めている宮城県。
本当は昼間に宿に着くはずだったのが、日中の海沿いの道でのんびりしすぎて夕方になってしまいました。
だから急いで宿へ…
行きたいのに!!!
なんかめっちゃ良!!!
景色!!!
もう!!!!
と言いながらバイクを降りてカメラを構えたのは釜房湖。
夕景と立派な橋と山々が大変画になっていて、急いでいるのに普通に見惚れてしまいました。まったくもう。
気を取り直して出発…
~5分ほど走行~
………
あの!!!
満月!!!すごい綺麗だけど?!?!?!
十五夜~~~~~!!!!
そのようにして文句言いながらバイクを降り(以下略
さすがにきれいに撮っている余裕はなかったので(普通に夜の知らん山道はやばい)、ぱっぱと撮って今度こそ本当に宿に向かいます。
本日の宿「山景の宿 流辿」で初めての部屋食。
18時頃。やっとこさ宿に到着しました。
2泊目の宿泊先は「山景の宿 流辿」。青根温泉郷にある温泉宿です。1泊夕朝付で8,800円。安い。
めちゃくちゃ丁寧で人が良さそうなスタッフさんに案内され、お部屋に。
和室うれし~~~
望んでいた温泉宿っぽい和室に、なんと今回の食事は部屋食付きです。
たぶん人生で初めての部屋食で、この旅で楽しみにしていたことの1つです。
ただ、「言っても全部で8,800円だしな…そこまで期待はしないでおこう」と思っていました。
そんな中運ばれてきたお食事がこちら。
豪華…すぎん…?
魚アレルギーなんです~って言ったからおそらく用意してくれたローストビーフ。強そうなお肉、鍋、彩り豊かな前菜たち。さらにうどんや栗ご飯、デザートまで…?
豪華…すぎん…?
値段もう一回確認しちゃいました。やっぱり込み込み8,800円。
部屋も特段悪くない。
少しずつその豪華さを受け入れ始めたのちは、「え…?まじで…?」とつぶやきながら一人黙々と食事を楽しんでおりました。
部屋食、リラックスできて最高だた
なんとも豪華な食事をいただいたのちは、温泉に入ったり、屋上で満月を眺めたりと、のんびりとした時間を過ごしたのでした。
2日目はこれにて終了です。
全体を通してのんびりと時間が過ぎ去ってゆき、良い一日でした。
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