こんにちは、もめです。
前回までの記事は夏休みに18きっぷで旅もキャンプも両方しよう!!と計画を立てたところでございます。
大体の予定が決まったところで今度問題になってくるのが飛行機を使うということ。
基本的な行程としては、まず神奈川から福岡まで一気に飛行機で飛んでそこからのんびりと18きっぷで帰ってくる、というイメージが出来上がっております。
そう。まずは飛行機という大きな難関が控えているわけです。何が難しいのか。
基本は荷物に頭を悩ませることになります。
①格安で行くと重量制限が厳しい、②いつものようにリュックにぶら下げるスタイルだとギアの紛失が怖い、③ガスや刃物など持ち込むのに注意が必要なものがキャンプギアには多数含まれること、などが主な大変なところです。
今回の記事は旅の準備編として、飛行機キャンプをする上での葛藤を主にまとめてみました。
もくじ
福岡までは飛行機(peach)
冒頭でも少し触れた通り、神奈川からの往路は飛行機でワープすることにしました。18きっぷ5日分かつ10日ちょいの期間では往復できたとしてものんびり旅は無理だろうなという判断からです。
しかし今回の予算は多くても10万円。飛行機に2万も3万も使えません。
移動費をできるだけ安くするべく今回は最近(もうだいぶ定着してるけど)話題の格安航空を初めて利用することにしました。
ちなみに一瞬高速バスも考えましたが速攻却下されました。それならもう5、6,000円出して格安航空だわ。
この旅では長い議論(適当にググった)の末、Peachという航空会社を利用することになりました。
peachには「シンプルピーチ」「バリューピーチ」「プライムピーチ」の3種類の料金体系があるようで、今回僕は一番無難と思われる「バリューピーチ」を選びました。
確か受託手荷物が1つまで受け入れてくれたり、席指定できたり、変更できたりとかがシンプルとの差だった気がします。僕が見たときにはそんなに料金変わらなかったし、飛行機初心者なので無難なものを選択。
飛行機って時期によってかなり料金変動するし、色々な料金体系があって、それもしかも会社によって違うから他の交通機関より圧倒的に難しい気がする…
バリューピーチで確か1ヶ月くらい前に予約して、成田-福岡間で諸々含んで14,000円くらいでした。
めっちゃ安くはないけどまあ許容範囲かなくらいの良い感じの値段です。あんまり安すぎても今回は荷物が重いので追加料金で結局同じくらいになったりしますもんね。
あと格安の辛いポイントとして成田が遠い。3時間くらいかかるのお前まじかって感じです。まあケチって普通列車で行く僕が悪いですね。
そんなこんなで飛行機が決まったあとは、荷物のことを考えなければなりません。
キャンプ道具を飛行機に積むのは結構大変
荷物の重量問題
peachの僕が選んだプランでは、預け手荷物(飛行機に預ける大きい荷物)が20kgまで、持ち込み手荷物(自分で持って飛行機の席に持ち込む荷物)が7kgまでとそれぞれ決まっています。
自分のキャンプ装備を計った事なかったので、これが一番最初に心配していたことだったのですがこちらは意外と楽々クリアーでした。
20kg制限で、7月のキャンプの荷物を計ったときは約14kgでした。しかもこれはまだシュラフなどをフルに積んだ状態。数字で見ると意外といける普段これを背負うのも結構行けるんだなと思いますw
シュラフなどの荷物は持って行かない予定だったので着替えを入れても多分大丈夫だろうと判断しました。
え!!計ったら14kgくらいだった!!余裕やん!!
— もめ (@momecamp0121) July 10, 2019
荷物の内容問題
さあ重量問題をクリアした後に気をつけなければならないのは中身です。危険物などの持ち込みは当たり前ですが制限があります。
例えばナイフは持ち込み手荷物に含んでいた場合、検査に引っかかり没収されます。悲しい。
ナイフなどの凶器になり得るものは預け手荷物に入れておけば大丈夫ですが、OD缶などのガス関係は預けの方ですらダメです。今回僕がキャンプで使うガス関係はバーナーに使うOD缶と、SOTOのスライドガストーチの二つでした。
これらはどちらも福岡についたのちにアウトドアショップで現地調達です。ガストーチは買うかめっちゃ悩みましたが、結局コンビニでターボライターを買うに留まりました。
ガストーチのお話はこちらの記事で詳しく言及しているので合わせてご覧ください。
おそらく今回僕が気をつけたのはこのくらいです。飛行機にキャンプ道具を積もうと思ったら、航空会社のホームページに危険物の代表例とか持ち込み制限品リストがあるのでこれをくまなく読んでからパッキングするのは必須事項です。
没収されるのも悲しいし、ましてや自分の荷物が原因で事故が起こってしまうなどあってはなりません。
パッキング問題
重量問題、中身問題とクリアしたら今度はリュックに詰めていきます。これがまた難しい。
いつもキャンプの時は30Lの登山用リュックに詰め込んで、入らない分は外にぶら下げるスタイルで乗り切っています。
ただ、飛行機ではこのスタイルは通用しないだろうな〜と勝手に思っておりました。
まずあれってベルトコンベアで流されていきますよね?途中で外れたら絶望的です。さらに多分あんまり丁寧には扱われないと想像できます。より外れる可能性が上がります。
そのためリュックで行くには全てをリュックの中に納めなければならないと考えました。
結果こんな感じのパッキングに。必要性、荷物の関係から唯一持っている冬用シュラフはお留守番です。それ以外はそんなに変わりません。着替えが加わるくらい。
。。。マットは正直如何しようも無いです。横に刺しているのはもう刺すしか収納方法がないからです。
結構きつく縛っているし、簡単には抜けないので大丈夫やろ〜と僕は結論づけました。
さあどうだったんでしょうか。また詳しくはその日分のブログで記載しますが、結果的にはダメでした。
スタッフのお姉さんにこのままだと荷物が外れてなくなってしまう可能性があるので載せられませんと言われてしまいました。持って行くときには自信満々だった僕もそれを言われたらその通りですとしか言えません笑
今回はビニール袋で覆って、不完全手荷物として物がなくなったり破損したりしても責任は持たないよ、という誓約書にサインを書かせていただいてなんとか飛行機に乗せることができました。
周りに刺さってるのは安めの物ばかりだったので最悪別にいいかとは思いましたが、航空会社のスタッフさんにはかなり迷惑を掛けてしまいました。気をつけてはいたとは言え反省です。
今回のことで飛行機のせる時は素直にスーツケースがいいんかねぇと思ってしまいました。今回のような旅には絶望的に相性悪いですけど。
あとは自転車の輪行袋とかはめっちゃでかく作られているのでそれで覆って縛るとかでもいいかなぁと後から思ったりしましたが、どちらにしろ破損の可能性はありますねぇ。難しい。
今回の装備まとめ
準備編はこんな感じでした。飛行機キャンプ、結構難しいですね。
以前一度飛行機での自転車の輪行もしてみようと考えたことがありました。その時も荷物の関係で断念しましたが、やはり空を飛ぶということでかなりハードルが上がる印象です。
最終的な荷物は30Lザックとトートバックにまとまりました。
荷物リストはこんな感じ。
キャンプ道具はいつものソロキャンプ想定の道具にシュラフ抜き、長旅想定の着替えなど。
トートバックの方には充電器、ipadなどの電子機器や財布その他細かい荷物です。
こんな感じにかなり悩みましたが、旅行って準備の段階からめちゃめちゃ楽しいですよね。旅を想像しながら、これいるかなーとか考えているとどんどん楽しみが膨らんでいきます。
そんな気持ちを楽しみながら今回の準備編は終わります。次回はいよいよ出発します。1日目は神奈川〜福岡、簡単な博多観光中心になります。
それではまた!
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