ひとり旅旅の知識

【サイクリング】多摩川サイクリングロードの始点・終点は?オススメポイントや注意点など【東京】

スポンサーリンク

こんにちは、もめです!

東京都の走りやすいと言われるサイクリングロードといえば多摩川サイクリングロードです。西は羽村市の阿蘇神社から、東は羽田空港の手前まで多摩川を中心に道が伸びています。

今回はそんな多摩川サイクリングロードのスタートやゴール、オススメポイントや注意点などを簡単にまとめていきます。

スポンサーリンク

概要

多摩川サイクリングロードはいわゆる通称で、上流から下流まで綺麗な一本道で繋がっているわけではありません。

細かい自治体ごとのサイクリングロードなどを舗装路や未舗装路で繋げて走りやすいようにされています。

「多摩川サイクリングロード」を正式名称とする一本の道路があるわけではなく、各自治体によって正式にサイクリングコースと設定されている道、およびそれらの途切れている箇所を繋ぐ一般道・遊歩道、河川敷や、堤防上に道が無い場合の迂回路、場合によっては道と呼ぶのが憚られるような箇所(堤防の上り下り・川の横断・森の中・等々)も含めた総称が「多摩川サイクリングロード」である。

wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E6%91%A9%E5%B7%9D%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9

ちなみに東京都が発表している正式な名称は「たまリバー50キロ」。羽村から羽田までの多摩川の東京都側(左岸)のことをこのように呼ぶみたいです。

↓自分で組んでみたルート。だいたいこんな感じ。

多摩川サイクリングロード(たまリバー50キロ) | 54.4 km Cycling Route on Strava
多摩川サイクリングロード(たまリバー50キロ) is a 54.4 km Cycling Route. Discover this route and more at Strava. Visit today!

川の左岸と右岸がありますが、左岸の方が舗装路が多く走りやすいので左岸前提で話を進めていきます。

スポンサーリンク

西の起点:阿蘇神社

まずは西の端っことなるのが東京都羽村市の阿蘇神社というところ。最寄駅はJR青梅線の羽村駅です。

阿蘇神社
阿蘇神社参道入口

のちのオススメポイントでも紹介しますが、僕のオススメはこの阿蘇神社からのスタートです。なぜかというと、夕方〜夜の羽田付近がめちゃめちゃ良いから。

奥多摩付近の自然の景観から少しずつ都会に変わっていくのを楽しめるのも阿蘇神社スタートの良いところです。

阿蘇神社付近は普通の住宅街でいくつか鳥居があります。一番川沿いに見えるのが写真の鳥居。スタート地点として写真を撮るならここが良いかもしれません。

スポンサーリンク

東の起点:旧穴守稲荷神社 大鳥居

東の端っことなるのが羽田空港のすぐ手前、旧穴守稲荷神社の大鳥居です。川沿いにいきなり巨大な赤い大鳥居が現れます。

大鳥居
旧穴守稲荷神社 大鳥居

もう少し河口付近には近づけますが、この大鳥居が一番わかりやすいゴールなので写真を撮るならここ一択です。

ちなみに少し走らせればすぐ羽田空港なのでついでにそちらの観光もオススメです。

オススメポイント

走りやすい舗装路

一部区間を除き、基本的には車道と分離された舗装路が用意されています。ちょこちょこ砂利道に切り替わることもありますが、車が横を走らないというだけでのびのびと走ることができます。

その分他のサイクリストやランニング、散歩をする人なども多くいるので今度は自転車に乗る人がより気をつける必要があります。

阿蘇神社付近 水田

西の起点となる阿蘇神社の近くには広い水田があります。僕が行ったのは8月だったので綺麗な緑色が一面に広がっていました。秋に行っても綺麗なんだろうなぁと想像できました。

春にはチューリップ園が隣にあるようでなかなか綺麗みたいですよ。

チューリップ公園 · 〒205-0015 東京都羽村市羽中4丁目14−809番地1
★★★★☆ · 観光名所
水田
水田。めっちゃ綺麗

東海道本線を眺める

羽田にだいぶ近づいたあたりの武蔵小杉、川崎付近には東海道本線が走る橋がかかっています。新幹線と東海道線、横須賀線あたりが走っているはず。

僕は普段東海道線を使っているのでいつも電車の中から見る景色から電車を眺めるとなかなか新鮮な気持ちになりました。

東海道本線
東海道本線

いつもめちゃめちゃに長い乗車時間に憂いながら、多摩川を通った時に神奈川から東京を超えたのを感じているのでなぜかわかりませんがとても思い入れのある景色です笑

かなりの頻度でやってくる電車を眺めながら利用者多いんだろうなぁと思いに馳せるのです。

こんな感じに電車の橋を潜っていくことが多いので自分の使っている路線があったら注目してみてください。

大田区の黒湯温泉

西スタートでゴールに近づいてくると大田区に差し掛かります。僕はここを走って初めて知ったのですが、この大田区周辺では黒湯という黒い温泉が有名らしいです。

大田区あたりでお風呂で検索したらやけにいっぱい出てくるなーって思っていたんですよね。

源泉地により若干の差異はあるが、黒湯と呼ばれる温泉は、フミン酸などの有機物が含まれることによって透明度の低い(10cm程度)黒褐色の湯となり、大半がpH8〜9程度の弱アルカリ性になる傾向がある。なお、フミン酸の含有量によっては、3cm未満の極めて黒く低い透明度になることもある。

〜中略〜

アルカリ性で肌がすべすべになることから、「美人の湯」ともよばれている。ただし、アルカリ性であるために、同じアルカリである石鹸を多用すると皮膚角質が臆弱化することもあり得る。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%94%B0%E5%8C%BA%E3%81%AE%E9%BB%92%E6%B9%AF%E6%B8%A9%E6%B3%89

こんな温泉らしいです。ほぼ毎日電車でこの付近を走っているのに全然知りませんでした。

西スタートだとこのエリアがゴール付近になるので、せっかくだし黒湯に入ってみてはいかがでしょうか。

僕も試しに寄ってみました。本当に真っ黒の湯で、気持ちよかったです。

あとTHE 銭湯って感じの施設は初めて行ったのでそういう意味でもとっても新鮮でした。入浴料460円、番頭さんがいらっしゃって、「おお。。。これが銭湯なのか。。。」って思いました。

ドライヤーは3分で20円でした。笑

第一相模湯 · 〒144-0056 東京都大田区西六郷2丁目29−2
★★★★☆ · 銭湯

夕方の大鳥居付近 都会を照らす夕空

東の起点大鳥居に近づくとおそらく全行程の中で一番走りやすいと思われる道が現れます。

西からスタートの場合はラストスパートになります。そして夕方に走ると後ろに夕焼けが広がります。

夕焼け
夕焼け。エモい。

夏は多くの人が夕方になると散歩やランニングを始めるので、たくさんの人々がそれぞれアクティビティを楽しんでいる光景と高層建物群とそれを照らす夕焼け。

なかなかエモいです。この辺りに住みたくなりました笑

だいたいここら辺↓

羽田空港の夜景

大鳥居をさらに東に進むとすぐに羽田空港に入ります。

西スタートで夜に羽田空港に入ることができます。空港は駐輪代無料で中の国際線ターミナルの展望デッキも無料で見ることができます。

羽田空港
羽田空港、展望デッキからの眺め

夜の滑走路を無料で見れるのですから行かない手はありません。ぜひいきましょう。

ちなみに輪行で帰るのなら、羽田空港の駅を使えるのでそのまま帰路につけます。

注意点

たまに現れる砂利道

クロスバイク、ロードバイクにとっては強敵の砂利道。たまーにあります。あと道の選択を誤ると砂利道に出くわします。

砂利道はどうしようもないので気をつけて走りましょう。

休憩地点

基本多摩川沿いなのでコンビニなどは走っていて見えません。一本ズレて車道に出ればコンビニがありますがわざわざ目指さないとたどり着きません。

そのため次のコンビニで休憩!って手が使えません。信号もないので止まらない限り走り続けることになります。

夏は特にこまめな休憩と水分補給をしないと危険です。そのため自分でタイミングを選んで休憩を取りましょう。

休憩地点の目安としては公園と橋の下の日陰がいいなーって感じました。この二つは結構の頻度であるので次の公園or日陰で休憩!って感じで適度に休憩を取れるのではないでしょうか。

他の利用者(自転車・ランニング・散歩等)

途中にも書きましたが有名な道なので他の利用者が多くいます。スピードには気をつけましょう。

コース取り

わかりやすく一本道でゴールまで続いていると思いきや、意外とそうでもないのでコース取りが重要です。

下のようなサイトで予習しておくと無駄なUターンをせずに済むかもしれません。

多摩川サイクリングロード特集!ルートの特徴とおすすめスポットを紹介!
東京湾へと流れる多摩川には、東京を代表する自転車道、多摩川サイクリングロードが伸びています。走る時は、ロードバイクでも普通の自転車でも関係ありません。人気の場所や、休憩できるスポットを訪ね歩きながら、多摩川サイクリングロードを楽しんでみませんか。
多摩川サイクリングコース - Wikipedia

僕が走ってみて感じたのは「橋の下はだいたい繋がってる」です。

川を横切る橋の上を通ると多くは車道を横断しなければなりませんが、ありがたいことにだいたい橋の下の道が直通してくれます。

橋があったらだいたい下に道があるな、と思っていいと思います。

最後に

いかがだったでしょうか。多摩サイクリングロードを少しイメージできましたか?

僕は昼に阿蘇神社スタート、夜に羽田到着を全力でオススメします。夕方〜夜の羽田付近は本当に綺麗なので。

それぞれの起点に駅も近くて輪行の場合でもアクセスが良い、距離も50〜60km程度と1日で十分に走れる、ずっと平坦、初心者にもオススメのサイクリングロードです。是非とも走ってみてください!

サイクリングの時に背中に荷物を背負うのがいや!!そんな人は下のようなシートバックを使ってみてはいかがでしょうか。レビューもしてます。よかったらみてね。という宣伝も織り交ぜつつ…

それではまた〜

この記事を書いた人

More

しまりんにソロキャンの世界を教えてもらった人。ソロキャンプやひとり旅の時間が好き。守備範囲:徒歩キャンプ、ツーリング(390DUKE)、キャンプツーリング、電車旅、カメラ、登山

Follow me !!
スポンサーリンク
スポンサーリンク
Follow me !!
スポンサーリンク
"ソロ"を楽しむ
タイトルとURLをコピーしました