こんにちは、もめです。
キャンプ場マナー問題。Twitterのタイムラインを見ていると結構な頻度で見かけることがありますよね。
最近でも道志の森キャンプ場が全面直火禁止になったとかで話題になっていました。
大変残念なのですが、今年いっぱいで直火可能なエリアを無くし、全面直火禁止とさせていただきます。
— 道志の森キャンプ場 (@doshinomori) August 13, 2019
僕は今回のキャンプ場に行ったことはありませんが、直火禁止にするには結構な苦悩があったんじゃないかな〜と思います。それを楽しみにしているキャンパーもたくさんいるでしょうしね…
今回はそんなキャンプのマナー問題はどうすればいいのかについて考えてみました。
ネガティブなツイートは避けてきたんだけど、やり切れない思いです。
— マーくん🐸 (@RTTpapa) August 15, 2019
神津島の無料キャンプ場2つがマナーの悪い人達によって廃止になりました。
近いうちに行こうと思っていただけにショックが大きいです。https://t.co/3pVwEKCanI
キャンプ場って会員制のところってあるの?
タイムラインで様々な意見を見るたびにマナー問題って難しいなぁとつくづく思います。そして同時にとても面白いなとも感じます。
マナーが悪い利用者がいることが面白いってことじゃなくて、こうやってどうやったらマナーがいいひとが増えるのかなぁとかの人の行動を考えるのが面白いなぁってことです。
こういうのを考えるのが好きみたいです。
面白すぎて来年の大学の卒論はキャンプのマナー問題をテーマにしようかしら、とまで思っているもめです。結構ガチで、とりあえずこの夏のゼミ合宿の卒論構想発表はこれで行きます笑
とまあ、卒論構想に向けてキャンプのマナーについて考えていたのですが、ふと思ったんですよね。
見出しの通りなんですが、キャンプ場に会員制のキャンプ場ってあるの?ってことです。カラオケとかによくありますよね。会員になると料金が安くなったり、そもそも会員じゃないと利用できなかったり。
これをキャンプ場に導入すればマナー向上に繋がるのでは?とふと思ったわけです。なんなら全国のキャンプ場で一つの会員サービスを作って個人情報を管理できたらいいよねとも思いました。
これを説明するのにあたり、僕がみたマナー向上のための意見を少しまとめていく必要があります。
マナー向上のためには:頑張って啓蒙活動 or キャンプ場がしっかり管理
まず一つ目はキャンパー同士でマナーの啓蒙活動をすべきだってことです。
- よくタイムラインでもみられるように放置された直火跡の写真をあげて「これはよくないね。マナーを守りましょう。」とツイートする
- ゆるキャン△などキャンプを扱う漫画や番組でマナーを守りましょうと注意書きを入れる
- アウトドアショップや各種メディアで注意・啓蒙活動を行う
- キャンプ場で直接注意する(僕は怖いからできそうにない笑)
と色々な方法がありますね。
これはもちろん大事だと思います。僕もこれらをみて、「ふむふむこれはダメなんだな」と学ぶことができています。
これからも長くキャンプを楽しみたい!と思っている人や普段からマナーに関心がある人には効果抜群です。
しかし、これには大きな欠陥があります。そう。よく言われているようにマナーの悪い人、ルールを守らない人は啓蒙活動を目にしない・気にしないということです。
説明しよう! pic.twitter.com/V6XuXydWxw
— 木賃ふくよし(芸名)@OPUS ONE & meno mosso店主 (@wb_opus_1) June 28, 2018
まあ流石にばかとは言いませんがマナー啓蒙したところでみない人はみない、ということですよね。
夏休みはサークルのメンバーでキャンプしよーぜー!なんて大学生は絶対にこんな注意書きなんて見てません。キャンプ界隈のTwitterなんて見ることはないです。
先日タイムラインで見て驚いたのはそのキャンプ場に行くのはどうせ今回限りだから俺らには関係ないだろお父さんがいたという話。本当にあったことなのかはわかりませんが、こういう人達がマナー悪く使ったり、ルールを破ったりするのかなぁとは感じました。
イオンにて…レジで前に並んでたファミリーの会話
— DEBU-CAMP (@debu_by) August 14, 2019
母)そう言えば炭壺忘れたわ。取りにもどる?
父)いや、いらんだろ。土掘って埋めればいい
娘)火がついてたら大変だよ?芝生掘るの?
母)あんた生意気だね。お父さんがそう言ってるんだからそれでいいでしょ!
娘)炭捨てるところあるといいね…
↓
↓
— DEBU-CAMP (@debu_by) August 14, 2019
父)どっちでもいいよ。お前が口だす事じゃない!
俺)イライラ💢💢
母)あ、ごみ袋忘れたわ。買わなきゃ
娘)私、探してくる
父)要らんよ。ゴミ捨て場所あるだろ?
娘)袋に入れないと捨てれないでしょ?
母)炭と一緒に埋めるとか(笑)
娘)………
俺)イライラ💢この野郎(心の声)
↓
↓
— DEBU-CAMP (@debu_by) August 14, 2019
父)どうせ年に一回とかしか行かないキャンプ場なんだから文句言われたらもう行かなきゃいい
母)それもそうよねw
俺)いい加減にしてください!!二度とキャンプ場には行かないで下さい。気分が悪いです。
母)何あんた??関係ないでしょ?
父)警察よべ!!
娘)やめて…
本当に警察呼んでるw
↓
— DEBU-CAMP (@debu_by) August 14, 2019
確かに関係ないけど……娘さんには悪いことしたなぁ……まだ中学生くらいのお子さんなんだけど、親とは違ってしっかりしてました。両親は警察にも相手にされず文句言いながら帰って行った。頼むから本当にキャンプ場には来ないでくれ!
まあこのように啓蒙活動は効果があるものの一定層には届かないわけですね。
2つ目の対策としてはキャンプ場が厳格に管理して、ルールをもっと明確化することです。
マナーと一言にいっても、直火跡はどうやって片付けたらいいの?とか結構ふわっとしていることもあり、人によって違ったりするので、それをしっかりとキャンプ場で明確に定めるわけです。
あとは見回りなどを強化したり、しっかりと運営と客の対等な関係としてルール違反やマナーの悪い使い方をする人には厳しく当たっていくというようなことが必要になるでしょう。
もしルールが守られないのならば今回の道志の森のように直火を全面禁止という措置を取らざるを得なくなってしまうかもしれません。
これには同然運営コストが上がることは免れませんしそれによる料金の高騰、キャンパーの自由度が減ったりというデメリットがありますね。
一部のマナーを守らない利用者のせいで、いつも利用していて次に利用する自分や他人のことを考えている人が損をする構造になってしまいます。
こんな感じにどちらの考えも必要であり、まかないきれない面もそれぞれあります。
一つ目はルール違反・マナーの悪い人は注意書きを見ない/そもそも触れない、二つ目は正しく利用している人が損をしてしまっています。
会員制度にすればいいのでは?
これを見ていて僕はふと思ったのです。やっと戻ってきました。会員制にすればいいのでは?というアイデアです。
これはまず大前提として、キャンプ場はルール・マナーの啓蒙・拡散活動/見回り活動は徹底します。そしてそのコストをキャンプ場の利用料金の値上げでまかないます。ここまでは先ほど挙げた2つ目の考え方に沿っています。
啓蒙・拡散活動ではまかないきれないルール違反者、マナーの悪い利用者はこのようにキャンプ場、運営側から取り締まらないといけません。
しかしこのままではキャンプ料金が高くなってしまったり、直火が禁止になってしまったりと善良なキャンパー達が損をしてしまいます。
そこでキャンプ利用者には会員カードやポイントカードのようなものを用意し、それを個人情報と紐付けます。
そうすることで複数回利用していることや、その人が今までマナーよくキャンプをしていたかがキャンプ場側は把握することができます。
そのためその利用回数やポイントなど任意の基準にしたがって料金の割引や会員料金の設定、会員専用キャンプサイト(ロケーションが良かったり、直火が可能なサイトだったり独自の付加価値をつける)を作るのです。
マナーなど問題なければポイントが溜まっていき、悪いと判断されればマイナスになったりしてもいいと思います。50p以上の人は半額!!とか、一回もマイナスされていない人で20p溜まったら直火講座を受けて直火サイト利用可!とか??
このようにすれば年に1回しか利用しない人や初めての利用者など経験値やマナーを守るのかが不明な利用者は、キャンプ場環境維持のための費用として少し高めの料金設定にしつつ、マナーがいいとわかっている人にはその分信頼をもって安い料金、直火や自由などの特典をつけることができます。
さらに会員になるときに個人情報をキャンプ場側が保持することでキャンプする人は無責任な行動はしにくくなるという効果もあります。
次回来たときに「あ、前回直火してちゃんと片付けなかった人だ。注意しとこ」「前回隣のサイトからちょっとうるさいってクレームきてたので気をつけてください」とかができるわけです。
良くないですか?あ、こんな感じの制度を採用しているキャンプ場がもうすでにあったらぜひ教えてください。成功しているのかどうかめっちゃ興味あります。
これを全国のキャンプ場で提携できる規模でできたらめっちゃいい
さらにこれを全国のキャンプ場で一つにまとめることができたら双方にとってもっと便利になりそうだなとも思いました。
例えば「Campers Card」みたいな感じでキャンプ場利用者は一つのカードやアプリに登録します。
それで提携キャンプ場を利用すればその人が今まで他の提携キャンプ場でどんな利用の仕方をしていたのかがわかるようになります。
なのでベテランキャンパーなんかは今まで他のキャンプ場で培ってきた信頼を他のキャンプ場でも活用できます。
マナーが悪いと評価されたキャンパーは他のキャンプ場でも注意することができます。
このようにキャンプ場利用者も嬉しい、キャンプ場も嬉しいな制度が出来上がってしまう!!!本当に大丈夫かこれ!!
今のところ考えられる懸念点としては
- 個人情報の管理方法
- それに伴うコスト(キャンプ場はアナログなところが多いイメージだけど実際どうなん?)
- 会員になることの手間(特にキャンプは利用者の年齢が幅広い。面倒臭がる人もいるだろう。ただ一度登録すればむしろ楽になる)
- 常連だからと態度を大きく出る人が出る可能性(どうしても利用者に優劣をつけることになってしまいそれがポイントなどの形で目に見えてしまうため)
あたりでしょうか。
最後に
いかがだったでしょうか。もし変なことを言っていたらまじで教えてください。勢いで思いついたことなのでとても心配なのです。
僕的にはかなり可能性があるなーと感じたのですが、実際どうなのかはよくわかりません。経済学部でこういうマーケティングの勉強しているわけでもないし、キャンプ自体今年の冬の終わりに始めたばかりで行ったキャンプ場なんてたかが知れています。
これに関してはぜひベテランキャンパーさんの考えを聞いてみたいなと思っています。とりあえず今回は自分の考えを整理して残しておきたかったのでブログにしました。
あと僕的に今頭からすっぽ抜かしているのが、無料キャンプ場の存在。これは諦めるしかないんですかね。。。それこそ啓蒙活動しかない気がします…無料ってだけですごいからな…
…保留で。笑
こちらのりゅうさんのブログでも少し言及されていますが、個人情報をしっかりと持っておくってかなり重要なことだと僕も思います。
その個人情報を継続して活用することができればキャンパーにも責任感が生まれて、キャンプ場も管理しやすくなります。
ただ実際今のキャンプ場の体制がどのようになっているのかはわかりません。卒論に向けてインタビュー調査でもしようかなとも考えております。お楽しみに笑
それでは今回はこの辺で失礼します。最後までお読みいただきありがとうございました。