こんにちは、もめ(@momecamp0121)です。
今回はバイクのお話。今年の2月に普通自動二輪免許(MT)を取得しました。今回はその時の経験、特に卒業検定で2回も落ちた話はネタになるなと思ったのでブログに残します。
ああああ二輪の卒検合格しました!!!、!!
— もめ🏕 (@momecamp0121) February 7, 2021
実は2回目の卒検もクランクで不合格になり、もはや普通のメンタルでクランクが通れなくなりつつあったけど、3度目の今回はなんとか通過できました……
ここ1週間くらい生きた心地しなかった。しばらく検定系はしたくありません。
さようなら2万5千円💸
そして良い思い出へと昇華させます。
ネタとか言っているけど、当時はなかなかメンタルやられてました…w
本記事では、主に卒検前後の出来事を振り返りながら、なぜ2回落ちたのか、そしてどうすれば良かったのかを自分なりに結論づけて書き記していきます。
ちなみに、今回は「こうすればクランクが上手くいく!」といったコツ的な話ではありません。
技術面の攻略法は、私よりも圧倒的に詳しい専門の方の動画がYoutubeに上がっているので、それを見ていただくとして、今回の主な焦点は教習を受けるうえでの習慣や考え方寄りの話になっていくと思います。
ちなみに最終的に行きついた答えを先に言ってしまいますと、
「検定で沼らずに済むためには、日々の教習で毎回コツややり方を意識しながら走ることが重要」
というものになりました。
当たり前じゃん、と思われるかもしれませんが、人って慣れていくうちに最初の頃に意識していたコツを忘れてしまうものなんです。
今回私が卒業検定に落ちた、それも2回も落ちた原因はここにあると考えています。
それでは、この結論に至った理由などを、実際の経験に基づいて解説していきます。
今免許を取得中で卒業検定が不安な人、またこれから免許を取りに行くというひと、そして特に、「自分って何かと要領は良いほう」と思っている人にとっては、参考になる内容なのではないかと思います。
ぜひ最後までお読みいただけると幸いです。
バイクの納車後の話はこの辺からどうぞ…!
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もくじ
私の二輪免許取得事情:苦戦した場所は「クランク」
さて、まずは私が自動二輪免許取得で何に苦戦をしたのかというと、「クランク」です。
自動車などもそうですが、免許を取得するには教習所から課されるいくつかの課題をこなし、問題なく走行できると認められる必要があります。
そのうちのクランクは、直角になった狭い道を曲がりながら通っていくというものです。
難所と言われているので、苦戦する人も多いところです。
ただ、今回失敗した原因を見ていくと、苦戦した箇所がたまたまクランクだっただけで、それは他の課題だった可能性もあると感じています。
スラロームだったかもしれないし、S字、坂道でも。
では、なぜ今回クランクに沼り、2回も卒業検定に落ち、余計に2万円以上教習所に支払うこととなってしまったのかを自己分析してみます。
なぜ苦戦してしまったのかを自己分析してみる
終わった後に振り返ってみると、2回不合格になった原因として考えられるポイントは、主に3つありました。
- 最後のみきわめまで、特に苦戦した箇所はなかったこと
- みきわめで唐突にクランクに失敗し、不安を抱えながら卒検を迎えたこと
- 一度落ちた後もどうやって走るのが正解なのかを思い出せないままだったこと
最後のみきわめまで、特に苦戦した箇所はなかった
まず、教習を受ける中で課題や操作など特に苦戦した箇所はありませんでした。
もちろん、一番最初にバイクに触るときには何にもわかりませんから、苦戦はしました。
ただ、一度走れるようになってくると、坂道やクランク・S字、スラロームなどの課題は、最初にコツをつかんでできるようになれば特に問題なく通過出来ていました。
だから「うわ~バイク乗るの楽しい~(脳死)」くらいしか考えてなかった。
そのため特に遅れなどはなく、時限数も超過することなく進んでいけました。
この時点では、ただ教習が順調に進んだだけの自慢みたいに聞こえてきますが、後々これが原因して、クランクの沼にはまっていくのです。
みきわめで唐突にクランク失敗。不安を抱えながらの卒検
そんなこんなで、第二段階の卒検前のみきわめの時間がやってきました。
もともと私は、よしっ誰かに見られる!とか、試験です!となるとがちがちに意識しちゃうタイプなんですよね。
しかも、その時の教官が少し圧のある初めての人で、変な緊張感をもってみきわめを迎えました。
みきわめが始まり、いつも通りのコースを進んでいき、クランクに入ります。
そこで急にバランスを崩し、思いっきりコケてしまいました。直接的な原因は何だったか忘れましたが、たぶんスピード不足とかですかね。
クランクでは、狭い道を走るために、クラッチを切ったり繋いだりリアブレーキをかけたりを繰り返しながらゆっくり進んでいくのですが、緊張からか細かい操作やライン取りに失敗したのかもしれません。
当時は、「うわーここで失敗したかーまあこれまで失敗したことほとんどなかったし、ちょっと圧の強い人に見られた緊張もあったし、たまたまやろ。」くらいにしか思っていませんでした。
完全に調子乗ってますね。こいつ。しかも人のせいにしています。最悪です。
一度失敗した後は、じゃあもう一度やろうか、ということで2週目を見てもらい、みきわめは合格を出していただきました。
ということで、若干の不安を持ちながらも、まあクランクはちょっと気をつけとくかーくらいの心持ちで、約一週間後の卒業検定に挑むこととなりました。
1回目卒検
そして迎えた卒検当日。
ガッチガチに緊張しています。
本当に人に見られるのが苦手で、車の免許の時も…なんていう余計な話は置いておいて、自分の順番が回ってきました。
走り出したら少し緊張が和らぎます。
よし、これが終われば教習から解放されるぞ…!と自分を鼓舞しながら課題を1つずつこなしていきました。
そして問題のクランク。入る前に一瞬みきわめの時の失敗がよぎった気がします。
クランクに入り…
転倒はしませんでした。
ただし、置いてあるミニコーンを思いっきりなぎ倒しながら進んでしまいました。
コーンに触れたら一発で試験中止。
やっちまった…と思いましたね。
一発中止だよね…?と試験官を見ると続けなさいとのこと。最後までは走らせてくれるようです。
心の中でまじか…まじか…1万円…💸と思いながら課題をこなしつつゴール地点へ。
やけになってスラロームのコーンをなぎ倒したく…なってはないです。ちゃんと理性は保ってました。
検定終了。
ワンチャン許されないかな…?とか思っていましたが、もちろんダメでした(それはそう)。
そのあとは淡々と、補習の予約をし、補習で教官についてひたすら走り、練習をし、一日が終了しました。
この時はまだ、やっぱり緊張しちゃったか…と思っていたので練習をこなしながら、次は緊張しないように頑張ろうくらいに考えていました。
いや、緊張するものはするから、それ以外の対策ないのかよ…と今となっては思いますが。
帰り道はめちゃめちゃ落ち込みましたね。主に出費面で()
次の検定日は、一週間後です。
一度落ちた後もどうやって走るのが正解なのかを思い出せないままだった
2回目卒検
2回目の検定当日を迎えました。もう試験手順もわかっていて、試験官も同じ人で、他の人に比べたら緊張しない環境な気がします。
まあがちがちに緊張していますが。
そしてなんだかんだと検定が始まり、クランクへ。
………
全く同じミスを犯しました。オーバーランで外側のコーンをなぎ倒しました。
なんなら一回目よりも酷くて、完全にコーンを轢いてた気がする。
もうたぶん本人より、前回から2回も目撃してしまった教官の方が「あ~~」って思ったのではないでしょうか笑。
2回目も落ちたときは、本当に沼るのではと頭によぎりました。
その後の補習では、これまでの教習では考えられないぐらいコーンをなぎ倒し、コケまくりました。完全になにかがおかしくなってしまったようです。
本格的にスランプに陥っていたかもしれん。
本当にひどかったと思います。
スランプの原因はおそらく、完全にクランクの通り方を忘れてしまっていたことです。
クランクは、外側からゆっくり入っていき、今度は大きく回りながら左折をしながら反対側へ、そのまま右折という上手く走れるラインが決まっています。
再掲ですが、まさにこんな感じ。
この画像で言う3番のところで膨らみすぎてしまいコーンをひたすら踏んでいたのです。
それをコーンの位置を変えたりしてもらいながら、何とか矯正してもらいます。
そんな風にクランクを何度もやりながら、ふと思い出しました。
そういえば、もっとクラッチとリアブレーキ使いながら走らないといけなくて、決まったライン取りがあるんだったよな、と。
もっと進む先を見ないといけなかったな、と。
逆に言えば、教習の時から、いつの間にやら脳死で、感覚で走ってしまっていたのです。
おそらく第1段階の慣れたあたりからでしょう。
「うん、クランクは大丈夫!こんな感じでやればいいや!」
と一度思ったあとは、完全に慣れだけでこなしてしまっていたのです。
改めてクランクのコツ・やり方に気づいてからは、少しずつ上手くできるようになってきて、成功率が上がってゆきました。
最終的には補習前半のスランプをなんとか脱し、大丈夫だろうというくらいまで持っていくことができました。
今回の補習でやったことと言えば、改めてクランクを走るコツを思い出し、それを意識しなおして走ったことです。
3回目卒検
3回目の卒業検定です。もう慣れ過ぎて、検定のベテランになりかけていました(そんなのいやだ)。
そして結果的に、多少危ういところはありましたが、3回目の卒業検定で無事合格。
本人も安心しましたし、たぶん3回目の教官もとても安心したことでしょう。ご心配をおかけしました…
と、まあハッピーエンドなんですが、これらの出来事を踏まえ、今回何度も不合格になった一番の原因はなんだったのだろうと考えてみると、以下の結論に落ち着きました。
教習中にいつからか慣れてしまい、コツややり方などを意識せずに課題をこなしてしまっていた。
→そのため、一度大きく失敗したとき(今回はみきわめのとき)にその危うい慣れ感覚が崩れた。
→そして、緊張や2回検定に落ちることでさらに迷走、修正ができずにスランプに陥っていた
↓
“なんとなく自分は出来ていた”という教習中の態度・考えによって、完全に感覚でやっていたことがクランクの沼に陥れた!!
他にもいろいろと原因はあるとは思いますが、一番大きなところは「感覚・慣れでやってしまっていたこと」だと自分の中で結論付けました。
それを踏まえ、この記事で一番伝えたいことは、「こんな風に沼らないよう、日々の教習でやり方やコツを毎回意識しながら課題をこなしましょう!」ということです。
冒頭で、「自分のことを要領が良いと思っている人には特に参考になると思うよ」と述べたのには、このあたりの理由がありました。
要領の良い人は、何かと感覚でやってしまいがちですから、一度沼にはまった時にえげつないスランプに陥ってしまい、2回も卒検に落ちるんなんてことになりうるかもしれないのです。
自分は何かと平均~平均以上くらいはできるんだけど、突出して何か得意なわけじゃないんだよね~なんて思っている人はちょこちょこいるはず。
結論:卒業検定で安心して走るには、日々の教習でポイントを意識しながら走ることが重要
ということで、最後にまとめです。
結果的に、なぜ私が2回も卒業検定に落ちてしまったのかというと、以下の理由がありました。
その対策としては、以下が挙げられます。
これから教習を受け始める!という方は、ぜひこのポイントを忘れないようにしてほしいです。
クランクに限らず、スラロームや一本橋、その他課題でも、「今はこれこれこうやったから成功した」という経験を上手く言語化するのが大切です。
もう卒検を目前に控えているんだけど!なんて方は、今一度それぞれの課題についてコツややり方を振り返ってみてはいかがでしょうか。
知らないうちに感覚でやってしまっているかもしれません。
それを改めて、どんなふうにやっていたかを確認するだけで、落ち着いて検定に臨めるのではないでしょうか。
また、万が一失敗してしまっても原因を上手く分析し、すぐに修正が行えるはずです。
そして、そうして身に着いたバイクのライディングスキルは路上に出ても無駄にはならないはずです。
みんな私の屍を超えてゆくんだ…!!!
2回も卒業検定に落ちてしまい、かなり落ち込んだりとメンタルがやられてしまったりもしましたが、何よりも辛かったのが出費です。
一度で受かっていればかからなかったはずの2万円5千円で、バイクデビューに向けたプロテクターやウェアが余裕で買えてしまいます。
そんな、無かったはずの出費で泣くことがないよう、ぜひ基本を毎回思い出しながら教習に臨んでくださいね!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
辛い教習を乗り越えた先には、楽しいバイクライフが待っているはず…!頑張りましょっ!
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