こんにちは、もめ(@momecamp0121)です!カーシェアリングは近年かなり日常に馴染んできましたよね。今回はそんなカーシェアリングの一つ、日産のカーシェアを実際に神奈川から仙台の長距離ドライブで使ってみたので、その感想を簡単に書いていきます。
日産のカーシェアリングはすべてが電気自動車ということもあって、かなり特徴的なのですが、それゆえのデメリットもちょこちょことありました。そのあたりを中心にレビューしていきますね。
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もくじ
電気自動車のカーシェアリング「日産カーシェア(e-シェアモビ)」とは
カーシェアとは
まずは簡単にカーシェアについて解説します。カーシェアとは近年車を所有しないという選択肢を作り出した比較的新しい文化です。車を買うでもなく、レンタルするのでもなく、「シェア」をします。
「シェアリング」をすることで、使っていない間にも別の人に気軽に使って貰えて、「資産を最大限活用することができる&経済も回る」という考え方です。
例えばタイムズカーシェアは、駅の近くや住宅街などに点在しているタイムズパーキングにカーシェア車両を配置していて、会員登録をし、スマホで予約をすれば15分単位で気軽に車を借りることができます。借りるときは特に手続きは必要なく、専用のカードでロックを解除することができる仕組みですね。
これを利用することによって、車を所有していない人でも、週末に食材のまとめ買いをしたり、短い時間だけのドライブを楽しんだり、なんてことができてしまうんです。
車を所有していない私のような大学生にとっては大変便利なサービスです。
日産カーシェアは、電気自動車専用の日産が提供しているカーシェア
そんなカーシェアの中でも、日産が提供しているカーシェアは特徴的です。何が特徴的なのかというと、シェアできる車両がすべて電気自動車ということ。
「NSSAN e-シェアモビ」と名付けられている日産のカーシェアは、提供されている車がすべて日産の電気自動車(リーフ・ノート・セレナ)で、日産の先進技術を体感しながら車を利用することができます。
さらに一般的なタイムズなどのカーシェアはガソリン代の代わりに距離料金が料金に加算されることが普通ですが、日産カーシェアは距離料金なし、充電も無料でできるというお得っぷり。
このあたりがe-シェアモビの強みですね。
料金や会員登録など、詳細は公式サイトを参照ください!
日産カーシェア(e-シェアモビ)の特徴 -実際に神奈川-仙台間を走行して思ったこと–
そんなe-シェアモビ、友人から教えてもらってからずっと気になっていたのですが、先日やっと利用する機会が!(先日と言っても2019年12月末だけど)
仙台で行われる好きなアーティストのライブへ行くために借りることになったのですが、神奈川から仙台。片道400kmほどの超長距離(個人的には)ドライブでした。
実際に使ってみたからこそのいいところや微妙なところもあったので、感じたことを中心に、e-シェアモビの特徴をお伝えします。
ガソリン代がかからないのはめちゃめちゃ嬉しい
距離料金やガソリン代がかからないのはめちゃめちゃ嬉しいです。これは長距離であればあるほど実感できますね。
往復800kmのガソリン代なんて、考えたくもありません。無料で走る続けることができるのはかなりのメリットでした。
充電をするのも無料です。ちなみに、充電ステーションは高速道路なら意外と短いスパンで配置されています。そのあたりの心配は特にありませんでしたね。
最新機能が便利&楽しい
なんて言ったって電気自動車ですから、搭載されている機能は最新鋭です。
中でも一番使ったのは、高速道路を自動走行してくれる「プロパイロット」。プロパイロットモードにしてしまえば、ハンドル操作はもちろんのこと速度のキープや車間距離などすべて自動で調節してくれます。(ハンドルからは手を放しちゃダメ)
片道400kmの道のりは休日ドライバーにとってはなかなか酷でしたから、かなりプロパイロットに助けられたと思います。特に道が空いているときは楽でしたね。
やるじゃん日産(キリッって思わず言いそうになりました。
カーシェアステーションが少ない
ここからは微妙だな~と思ったところ。日産カーシェアはカーシェアステーションがめちゃめちゃ少ないです。当たり前ですが、タイムズと比べたら一目瞭然。
神奈川で見ると、タイムズは1354件なのに対し、日産カーシェアは78件。カーシェアの気軽さという面ではかなり劣ります。
自宅近くにあればラッキーなんですがね、、、
充電の頻度が思ったよりも多い
充電の持ちは盲点でした。先ほど距離料金がかからない点から長距離であればあるほどお得、と書きましたが、充電の視点からだと逆に長距離であればあるほど面倒くさいです。
車両にも寄ると思うんですが、私が借りた日産リーフは大体満充電で200km走らなかったと思います。そして、一回の充電は30分単位なのですが30分で50%~70%ほどしか充電できません。
ということは、大体100kmおきに充電しなければならないということになります。(充電のルールは一か所で基本一人30分まで)
仙台までの400km超の道のりでおそらく4,5回充電したかな…?それはつまり合計で2時間半も充電のためにパーキングエリア等で足止めを食らうということなんですよ。それが辛い。(最新の車種ほどこのあたりは多少改善されているはず。実際公式サイトでは一回400kmと謳っているし。車両によってバッテリーの消耗度も違うだろうし。)
充電中の30分の過ごし方が微妙
そしてその頻度が多いと文句を言った充電なんですが、時間がすごい微妙。(笑)
30分で、しかも満充電にしようと2回連続で充電することは基本的には許されません。(大体のPA/SAには一台しか充電器が無いから後ろが控えていることが多い)
つまり、充電しようと思ったら、30分を確実にそのPA/SAで過ごすことになります。この先に進めない、かなり中途半端な30分がもどかしかったです。ご飯時なら軽くご飯を食べましたが、ほとんどは仮眠で過ごしていました。
ブランケットを持って行ってよかったなとは思った。枕も持っていけばよかったかな。
気温による充電量の差がすごい(たぶん)
充電に対する不満ばかり、というかほとんどが充電なんですが、外気温によって充電の差がかなりありました。12月末とかなり寒い時期だったので、なかなか充電が進まないことは想像できますが、特に気温が下がっていた出発時の早朝なんて、一回で30%ほどしか充電できなくてキレるかと思った。30分待って30%ですからね。50km走れるかくらい。
これが一番最初の充電だったので、今後もずっと30%しか充電されなかったらどうしようライブ間に合わないじゃんとか心配していたのですが、日が昇り暖かくなるにつれて、さすがに充電量は増えていきました。
総合的に考えるとコスパが悪いように感じた
以上のように、主に充電面での不満が多く残ったのが先日の長距離ドライブでした。
もともとは、距離料金やガソリン代がかからず、利用料金と高速代だけで仙台まで行ける!ということで借りた日産カーシェア。終わってみると、コストは良いとしてパフォーマンスには満足できなかったな、という結果になりました。
いくら無料で充電できるといっても数十キロ走るたびに30分の足止めを食らうのはさすがにきつい。そして、充電の減りにも差があり(暖房の使用によって)、充電切れになってしまうのではというストレスもありました。
私の結論としては、用途によって使い分ける必要がありそうだと思いました。
日産カーシェア(e-シェアモビ)を利用するのに向いているシーンとは
まず今回の私のような、長距離かつ時間が限られている中での利用にはあまり向いていません。ライブの開演時間が迫りつつある中の30分は本当にストレスでした(笑)
一番向いている利用の仕方は短~中距離(200kmくらいまで?)ののんびり観光ドライブでしょうか。充電時間は休憩時間としてのんびり過ごしていいし、距離料金は無料なのでガソリン代を気にする必要がない。一番気軽に日産カーシェアを利用できる方法だと思います。
それか、短時間で電気自動車を体感してみる、という単純な用途にもいいですね。先進技術の使用感や、それこそ充電関係などは実際に使ってみないとわかりませんから、電気自動車を購入検討している方は試してみるのもいいかもしれません。
実際、距離料金がかからずに、手軽に最先端の自動車を借りることができるということ自体はすごいことなのでうまく使って行けば便利だな、と思いました。
こんな感じで本記事は終わろうと思います。
私はとりあえずバイクに乗りたいので、しばらくは車を所有する予定がないのですが、これからどうやってカーシェアをうまく使って行けるかなーというのは考え中です。
一番現実的にはタイムズだけど、学生期間が終わると月額料金が地味に痛い気もするんですよね。そんなに毎月使うとも思えないし。何とも絶妙ですね。カーシェア。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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