こんにちは、もめです!
最近の私のブログは、キャンプになかなか行けないこともあり、記事っぽい記事ばかりでした。(?)いろいろ調べてまとめるのも好きなんですが、最近はメディア記事を書くことも多くなり、考えて書くことに少し疲れました。(笑)
何も考えずに脳死で書ける記事を久しぶりに書きたくなったので、2018年の夏に行った、寝台列車「サンライズ高松」での弾丸一人旅の様子をのんびりと綴っていこうと思います。お暇なときにご覧ください。
寝台列車については、こちらの記事で簡単にですがまとめているので合わせてどうぞ!
もくじ
寝台列車は小さいころからの夢だった
寝台列車って小さいころ(いつ頃からだったか忘れたけど)からの夢で、町のいたるところに秘密基地を作っては籠って遊んでいた子供にとっては、憧れそのものでした。狭い空間最高ー!
電車が特別好きなわけではないけれど、とにかく死ぬまでには絶対乗るんだとずっと思っていました。
それが昨今では、寝台列車はどんどん減っているではありませんか。気軽に乗れる寝台列車は東京と高松・出雲を結ぶ「サンライズ」だけになってしまった今、いつ寝台列車が消えるのかわからない。そんな状況であることを知り、早いうちに乗っとかないと後悔するやつだ、と思いました。だから今回、お金が無かろうと無理やり乗ってやろうと決心したのです。
気軽に乗れると言っても片道2万ちょっとしますから、このくらい決心しないと乗れない。(笑)
そして、お金がない中無理やり計画したために、寝台列車で朝到着してその日の内に夜行バスで帰宅という「0泊3日の弾丸寝台列車旅」となったわけです。
当時を思い出して、出来事を振り返ってみることにします。
1日目:東京駅~寝台列車
帰宅ラッシュの東京駅。都会の喧騒の中、これから旅に行っちゃう優越感。最高。
東京からの寝台列車の始発駅は東京駅22時発です。帰宅ラッシュのど真ん中とは言えませんが、さすがの東京駅。人口密度が高い。
日常を過ごす方々を横目に自分はこれから寝台列車に乗って、いつもと違う寝床で過ごすんだと思うと、わくわくが止まりません。優越感ぱない。
22時40分ごろ、サンライズ高松と出雲が連結して一緒に入線してきます。興奮するーーーー!!
今まで、東海道線で通り過ぎていくのを見るしかできなかったサンライズに乗ることができる感動は、計り知れません。
乗車時には、中学時代の鉄道好きな友達と偶然出会うなんていう奇跡が起きたりと、テンションが上がってきます。予約が埋まりがちな寝台列車で夏休みにたまたま同じ日に同じ列車に乗るって結構すごいよね。
記念にパシャリして、いよいよ乗車です。
寝台列車の中はさながら秘密基地。これぞ求めていたもの。
車内はこんな感じ。普段の電車の横幅に部屋が詰め込まれているわけなので、通路はめちゃめちゃ狭い。もう楽しい。
予約時に自分の席は決まっています。B寝台シングルという名前がついている部屋です。グレード的には一番ノーマルのイメージ。ベットとプラス荷物スペースが少しあるかなくらいの広さです。
秘密基地だぁぁぁぁぁぁ!!!とても楽しい。たくさん写真撮りました。
発車してからももう大興奮で、プチ宴会したりしてた。
ちなみに、2階の部屋を選ぶと、こんな風に窓が曲線になっていて空が見やすい。楽しいポイント。なんなら曲線な窓で興奮するよね。
地元の駅を通り過ぎたあたりでおやすみ。寝る前に少し気になったのは、悪天候で1時間くらい電車が止まっていたことかな…(震え)
2日目:うどん県観光
瀬戸大橋でかい。香川ついた。電車めっちゃ遅れた。(語彙力)
おはようございます()。瀬戸大橋で朝日が見れるらしいから、ちょっと早めに起床。午前5時。
現在地は…
滋賀?!約7時間かけて東京から滋賀までやってきました。
ちなみに高松到着の定刻は7時半です。ちょっと不安になってきましたね…
からの二度寝してたら、いつの間にか瀬戸大橋!もう香川は目の前。時刻は10時頃。なんと2時間以上の遅延。
10時30分、ついに高松駅に到着です。
普段の通学ではなかなか味わえないような大規模な遅延を味わうことができました。神奈川あたりからちょこちょこ停止していて、乗車距離が延びるとこんなにも遅延も伸びるんですね。ちなみに遅延のおかげで特急券分の料金は返金されました。3時間遅れたら特急じゃないもんね。このお金でうどん食べます。
初めてレンタサイクルを借りてみた。うどん巡りへれっつごー
高松駅って面白い形してる。
大幅遅延で時間がないのもあり、人生初レンタサイクルしてみました。水玉模様のかわいいママチャリ。今日はこいつと高松を走り回ります。
計画はうどんを何軒かめぐって食べて、のんびりしてこの日の内に夜行バスで帰るつもり。つまりノープラン。
一軒目:さか枝
一軒目は「香川 うどん」って検索して出てきたと思う。「さか枝」というお店に。
お昼前なのに大繁盛。そして心なしかなんだか落ち着かない。これが香川のうどんか…と実感しながら列に並ぶ。
驚いたのがその回転率の速さ。食事している人には観光客もいたと思うけど、みんなその場の空気に則って、すぐに食べてすぐに立つ。そのおかげでほぼ待たずに食べることができました。
代わりに注文時はシステムに慣れていないのもありとても焦った。あんま覚えてないけど、あやうくからあげ棒を無銭飲食するところだったところは覚えてる。いつお金渡せばいいかわからなかったんや…
もちもちで美味しかったです。ちなみに食レポは下手です。
2軒目:ちくせい
1軒目で意外とお腹が膨れていることに驚きながらも2軒目へ。これまた検索して出てきた「ちくせい」というお店。
次もきっと人であふれているんだろうな…と思いきや。
だれもおらん。扉に紙が。
え。。。。もう終わり。。。?
お昼前なんですが。。。。。香川こわ。。。。
と思ったら普通に定休日でした。恥ずかしい。残念。
気を取り直して2軒目:松下製麺所
気を取り直して別のところへ。「松下製麺所」
1軒目のさか枝もそうだったんですが、香川県のうどん屋さんって普通に住宅街の中にあるんですよね。Google先生いないとたどり着けないわこんなの。
ちょっと迷子になりながらもなんとか到着。こちらの松下製麺所で一番びっくりしたのは…
道路で立ち食いしてる?!??!?!?!?写真では写っていないけど、道路の端の反対側でも3,4人のサラリーマンがうどんをすすってます。
真夏で絶対暑いのに…
そんなおにぎり感覚でうどんを食べられてしまえばもう何も言えない。香川スゲー。
私はというと、チキンなのでカウンターでお行儀よく食べてしまった。せっかくだから立ち食いしてもよかったのかな。
なんか香川!って感じの雰囲気が味わえてよかったです。ちょっと怖かったけど。
でかい公園が地味に好き。特別名勝「栗林公園」へ行く。
高松に到着する前は、3,4軒巡って食べ比べしちゃうぞ~~とか思っていたのですが、2杯食べたらもうお腹いっぱいだわ。量が多い。揚げ物をつけたのがいけなかったか…
お腹が膨れてしまったので、食後の運動として、近くにあるらしい公園に行くことに。
公園と言ってもただの公園ではなく、特別名勝(良く知らないけどお庭の国宝らしい)のめちゃでか公園です。イメージ的には東京の新宿御苑とかそういう系だと思う。でかいお庭公園好きなのでお散歩。
木陰が涼しくて、平日であまり人もいないし、さいこーでした。公園っていいよね。これこれ、一人旅はやっぱこれだねーと思いながら、意味もなくぶらぶらしてました。
カフェでおばあちゃんとお話をした。そして小さなうそを、一つついた。
公園を歩いていたら意外とお腹がすいてきた。甘いものが食べたくなったので、すぐ近くにあったおしゃ和カフェに行くことに。
「甘味茶寮 ほとり」
鎌倉でこういうとこ入ろうとすると、大体女の子で埋まっているので気軽に入れるの助かる。中にいたのは数組の観光客と、地元のおばちゃんたちくらい。
私はこの時何を思ったかカウンターに座ってしまいます。なんでカウンターにしたのかは覚えてないけど、そのおかげで店員のおばあちゃんにめっちゃ話しかけられたんですよ。ちなみに白玉パフェ的なのを食べました。
その話の流れの中で、なぜか私に彼女がいるのかみたいな話になったんですよね。若い男性が1人で栗林公園まで来てたのがめずしかったんですかね。
話の中で急におばあちゃんが、
次はぜひ彼女さんと来てね~
なんて言うんですよ。その時ももちろん彼女はいなかったんですが、
あ、そうします!(やべ、めっちゃ嘘ついちゃった)
嘘つきました。なぜかはわかりません。意地がそうさせたのでしょうか。
しまいには、
これ彼女さんへのお土産にどう?
って和三盆を勧められた。
そして買った(なぜ)。
私はいない彼女のために和三盆を買ったのです。なにやっとん。流されやすい性格。
そしてこの間、賞味期限が近付いてきたので自分で食べました。こんな悲しいことある?
おばあちゃん、私は今も元気に独り身やってます。
地元民に愛されてそうなスーパー銭湯 あかね温泉
和カフェで精神的ダメージを負ったもめは、傷をいやすために温泉へ。和カフェのおばあちゃんに教えてもらったスーパー銭湯は、地元民に愛されています感満載な「あかね温泉」。
実家のような安心感で、雰囲気良すぎてちょっと寝ちゃった。
香川は骨付き鳥が有名らしい
香川は骨付き鳥で有名らしいよと教えてもらったので食べに行きました。
検索結果で一番上に出てきた「一鶴」に行こうとしてたんですが、並びすぎてて入れなかったので、近くの地鶏をおいてる居酒屋へ。後から知ったんだけど、一鶴って横浜にもあって、予約もなかなか取れないほど人気らしいですね。いつか行ってみたい。
骨付き鳥はめっちゃうまかった。初めて一人でこういう店に入ったのもあり、興奮してました。一人飲みしてみたいなーーーー
3日目:夜行バスが思った以上に寝れなさ過ぎた
帰りは夜行バス。8時半ごろ出発して、神奈川の横浜に朝の6時半ごろ到着。初めての夜行バスだったんですが、バスって全然寝れないんですね。到着するまでに何回起きたかわかりません。「夜行バスは若いうちしか乗れない」がとてもよく分かった気がする。でも価格は寝台列車の半分以下、7,000円ほどだったから文句は言えんのだけどね。。。。
そんなこんなで0泊3日の香川寝台列車弾丸旅行が終わりました。移動費と食費くらいしかお金かけてないけど、すごい充実してました。寝台列車、楽しいからみんな乗ろう。そしてもっといろんな寝台列車が走るようにしようぜ。という感じで締めます。
久々のレポ記事、かつ2年前の出来事ということで、適当がすぎたけど、久々にブログ更新できたのでヨシっ!最近はVtuberの沼に沈んでいて全然ブログに手を付けられていなかったのですが、ちょっと落ち着いたので、またどんどん更新していければいい(ここで手記は途切れている)